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残業できることが羨ましい

私はフルタイムで働いている。

とはいえ、17時になったら退勤して

息子を保育園に迎えに行かなければならない。

晩御飯の準備、食事の世話、お風呂、子供の肌ケア、寝かしつけ…。

帰った後には、そういった一種のタスクが待っている。


いつもは17時になるのが待ち遠しいのだけど

業務がたまっているときは、17時に上がらないといけないことが不安になる。

息子にはもちろん会いたい。早くお迎えに行ってあげたい。

だけど、この溜まりに溜まった業務は?

いつするの?締め切りあるのに?

帰って大丈夫なの?どうしよう。

不安で胸がバクバクする。


息子が寝た後に仕事をすることもあるけれど、

一旦退勤したことになっているので、残業としてはカウントされない。


そういうとき、残業を自由にできる夫が羨ましくなる。

私が残業をどうしてもしなければならないときは、

まず夫に子供のお迎え、世話をお願いして大丈夫か確認しなければならない。

でも、夫は「今日は遅くなるから」だけの、

いわば確定事項としての報告だけでいい。

なんと羨ましいことか。

残業を羨ましく感じる日が来るとは思わなかった。


わかっているのだ。

男性会社員である彼が、チームで取り組む課題があるとき、

「残業していいか妻に確認します」なんて言えない事は。

それでもやはり不公平感を感じずにはいられない。


でも、本当は?

私は自由に残業ができるような働き方をしたいのか?

違う、違う。


本当は、15時くらいに上がって、

子供とゆっくりする働き方にしたい。

いやいや本当はずっと家にいたいのかもしれない。

それは息子のためでもあり、息子と一緒に過ごしたい自分のため。


でも、フルタイムで働き続けることも息子のためだ。

彼が将来、県外の大学に行きたいと言うことがあっても

「頑張ってこい!」とポンっと背中を押してあげられるだけの

経済力は担保しておきたい。

「お金がないから進学諦めて」なんて口が裂けても言いたくない。

老後だって、息子に経済的負担は絶対にかけたくない。


優先順位1位は息子だ。

彼の将来。

状況はもろもろ変わるかもしれない。

その時々で彼のためにいいと思えることをしよう。


今はまだ頑張って働くときだ。



#ワーキングママ #日記 #働き方 #ワーママ #育児 #共働き




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