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バーのすすめ③ 〜静寂な異空間〜

池袋駅西口「BAR ACE」

「新しいバーを見つけることは、新しい自分を見つけること」

第3回目は池袋駅西口から徒歩7〜8分のところにあるオーセンティックバー「BAR ACE」です。

こちらは数多くのバーが並ぶ池袋において、初心者にも優しいバーとして有名です。

ここだけ時間がゆっくりと流れているような居心地の良さでした。

照明の明るさ、BGMのボリューム、家具、調度品、どれをとっても一つ一つが洗練されており、まるで昔から通っているかのように違和感なく落ち着くことができました。

店内はカウンター席が6席、ソファ席が6席あります。

席数は多くないのですが、おそらく来店した人がゆったりと過ごせるように、あえて少なくしているのだと思います。

バーテンダーさんは凛とした素敵な女性の方で、気さくに話かけてくださり、バー初心者である自分にお酒のことなどを丁寧に教えていたただきました。

この日は1杯目にジントニックを頼み、2杯目にバーテンダーさんオススメの「I.W.HARPER 12年」のロックをいただきました。

「I.W.HARPER 12年」は今年の6月に生産を中止するとのことで、貴重なものにも関わらず、せっかくと言うことで勧めてくださいました。

一口飲んだ瞬間、辛味が閃光のように口の中を走り抜けていきました。

しかし、尾を引く辛味ではなく、何事も無かったようにスッと後味が引いていき、飲むほどに深みと味わいを増していきます。

「I.W.HARPER」は1877年にドイツからのアメリカ移民、アイザック・ウォルフ・バーンハイムの手により、ケンタッキー州ルイヴィルで生まれました。

粗悪なバーボンが多かった時代に、品質にこだわり完成したそのバーボンに、彼のイニシャルである「I.W.」と無二の親友フランク・ハーパーの名前を冠し、『I.W.ハーパー』と名付けたそうです。

また、ハーパーをベースに用いたハイボールを「ハーパーソーダ」と呼び、2010年に日本のコンビニエンスストアで、ハーパーを使った缶入りハイボールが発売されるほど、ハイボールとも相性が良いらしいです。

今度家で飲む際に試してみたいですね。

参考URL:https://www.iwharper.jp/

「BAR ACE」、チャージはありませんが、今回飲んだジントニックとウイスキーのロックの2杯で約¥3,000でしたので、正直決して安くはないと思います。(オーセンティックバーの中ではリーズナブルなようです。)

しかし、店内の居心地の良さ、バーテンダーさんの振る舞い、そのどれもが洗練されているため、価格以上の価値があることを保証します。

一人でも、友人・カップルでもぜひおすすめのバーです。

店舗URL:https://www.bar-ace.net/

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