どうして優しくなれないのだろう
今日、自分の言葉で妻を傷つけてしまいました。
彼女は喧嘩を機に友達の家に家出をしていますが、精神的に疲れている様子です。この状況が既に2ヶ月ほど続いています。
この件は彼女の一言がきっかけでした。「(精神的な病気の)回復が遅くて呆れてるでしょ?」という言葉に対して、自分は「心の傷は回復には長くとも1年半かかる。だから、年内には戻ってこれないものだと考えてる。でも、大丈夫だよ」と答えました。
彼女は、優しい言葉を待っているのだろうと感じました。しかし、その時、優しい言葉をかけたいと思えませんでした。後で自己嫌悪におちいりました。
彼女は自分が必要されていないと思ったでしょう。でも、家を空けたままの2ヶ月、落ち込んでばかりで何もしようとしない彼女に対して、複雑な感情が交錯していました。
それにしても自分の言葉はズルいですね。心の傷は癒えるのに1年半かかるというのは客観的な事実を言っただけ。本心は早く帰って来て欲しいのにそれを言わず、彼女を直接責める表現をせず、自分を悪者にせず、巧みに彼女を傷つける言葉を選んでいます。
事実と感情に分けてみる
ニュートラルに物事をみるために事実と感情に分けたいと思います。可能な限り客観的な立場に立つため、3人称を用いて、分析します。
事実:
彼女は喧嘩を機に友達の家に家出し、2ヶ月間も外泊している。
彼女は「(精神的な病気の)回復が遅くて呆れてるでしょ?」と言った。
彼は「心の傷は回復には長くとも1年半かかる。だから、年内には戻ってこれないものだと考えてる。でも、大丈夫だよ」と答えた。
感情:
彼は自己嫌悪と後悔の感情を抱いた。
彼女が優しい言葉を待っていると感じつつも、優しい言葉をかけなかったことに戸惑いを感じた。
彼は自分の言葉選びが巧妙だと考えており、客観的な事実を述べながらも、妻を傷つける表現を選んだことについて自己嫌悪を抱いている。
とるべきアクション
まず、優しい言葉をかけずに妻を傷つけてしまいましたが、まずその事実を受け入れたいと思いました。
その上で妻にそのことを謝り、素直なコミュニケーションをとりたいと思います。結局は、今の暮らしに自由を感じつつも、妻には帰って来て欲しいと思ってるんでしょうね。
それにしても、今後は自分の感情をうまくコントロールできるようになりたいですね。イライラを感じたとしても冷静に、そして、優しくなりたいものです。
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