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もうなくさない!「お手紙ファイル」で親も子も安心

支援員のともです。

整理・整頓が苦手でいつも
「あれがない」と探していたり
机の中にプリントや手紙が丸まっている子。

手紙やプリントの整理が苦手な凸凹ちゃんには
適切なサポートが必要です。
今回は、私が行っているサポート方法を紹介します。

子どもの現状

手紙やプリントを机の中に入れることはできても
親に渡すことができない子もいます。

そんな子ども達はランドセルや机の中がゴチャゴチャになり
必要なものが見つからずに困っています。なので
手紙をおうちの人に渡さないと大切な連絡が伝わらなくて心配だね
と日々伝えています。

ゴチャゴチャの原因

  1. 整理整頓ができない: 教科書や筆入れ、クレヨンなどを決まった場所にしまえない。

  2. 使ったらそのまま: 使ったものをそのまま机の中に入れてしまう。

  3. 手紙やプリントの収納方法がない: 連絡袋があってもめんどうで入れない。

  4. 親が見てくれない: 忙しくて手紙やプリントを確認する余裕がない。

整理整頓の方法

  1. 机の中の定位置を教える

    • 教科書・ノートは右側に重ねて入れる。

    • 教科書の隣に筆入れを入れる。

    • クレヨンやのりはお道具箱に入れる(お道具箱は左側)

  2. 声をかけながら定位置にしまわせる

    • 一緒に確認しながらしまわせることで習慣づけることができます。

お手紙ファイルの作成

連絡袋はありますが手紙を渡すことができない凸凹ちゃんのために
お手紙ファイル」を作りました。

お手紙ファイル

「連絡袋」と「お手紙ファイル」を使い分け
ルールを決めることで
手紙の整理がしやすくなりました

A4のクリアファイルを用意。
ラベルシートにプリントし貼り付けるだけ。

お手紙ファイルの使い方のルール

  • 手紙やプリントを入れる。

  • 手紙の返事があるときも「お手紙ファイル」に入れて持ってくる。

  • 返された宿題のプリントも入れる。

  • 連絡帳も入れる

  • 「連絡袋」には宿題のプリントだけ入れる。

  • 「必ずおうちの人に渡す」と子どもに伝える。

保護者へのお願い

忙しい中で子どもの手紙やプリントを確認するのは
大変ですが「お手紙ファイル」を取り入れることで
おうちの方に手紙を渡せるようになってきました

毎日、一緒に手紙を確認する習慣を作ることで
子どもが手紙を渡せるようになります。

仕事や他の兄弟の世話で忙しいと思いますが
「今日はどんな手紙があるのかな?どんな勉強したのかな?」
と声をかけ、子どもが手紙を見せるように促してください。

お願い

よろしければ、ご紹介した「お手紙ファイル」は
ご自由にお使いください。
その際、一言コメントをいただけると励みになります。


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