なりたい人の真似をする

皆さんは昔、ヒーローに憧れることってあったと思います。
女性ならお姫様とかですかね?

どっちにしても、何かこういうのになりたいとか、こういうのができたらすごいだろうなと思ったことは人生のなかで一回はあると思います。

しかし、大人になるとどうでしょう。
今の現実で精一杯で、中々誰かに近づきたいとかすらも思わなくなっているのではないでしょうか。

そもそも、大人になったころには既におそらくこんなことを教えられると思います。

「自分のことは、自分でやること」
「人の真似はしたらいけない」

おそらく、自立を求められるために大人は1人で何でもできるようにさせられることになっています。

学校教育なんかもそうでしょう。

全てが百点満点をとれればいいところへ進めることができる、そんなような仕組みになっている。
だから、1人でなんでもできるようなことを求められてしまう。

けど、それでいいのでしょうか?

確かに、1人でできることが増えるとそれはそれでその人の能力として高いものはあります。

しかし、大半の人は1人では中々上手くいかないことのほうが多いはずです。

では、どうするか。

「できる人、なりたい人の真似をしてみる」

それが手っ取り早いです。
それも、モデルとなる人の一部だけではなく、一度全部取り入れてみることです。

古典を少しでも勉強したことがある人であるなら、「学ぶ」という言葉は「まねぶ」という言葉からきているのはご存じだと思います。

そう、「まねぶ」とは、「真似ぶ」とあてます。

ですから、上手くいきたいものがあるのであれば、上手くやっている人の真似をするのが一番です。

小さい子供は「真似ぶこと」が非常に上手です!
知識と経験を持ってない以上、周りの大人の行動や発言をよく真似をすることに一生懸命になります。
だから、色々なことにも挑戦しに行ったりして、どんどん上達していくのです。

自分も苦い経験をしています。
それは、やはり昔ながらの教えを守り人に頼らず1人で出きることは自分でやれということを。
勉強にしても部活動にしても、あるいは社会人になってからも、1人で何でもやろうとしてしまう、人に頼らずに話も聞かずに進めていってしまうことです。

そうすると、上手くいかない原因が分からず、時間ばっかり食ってしまう。それでもって人にはどこか余裕がもてないように見えてしまうからあまり声もかけにくい状態になっている。

そういうことがずっと続いていました。

今でこそ人に頼ることや真似をするということがいかに上達や目標を達成することに近くなっていくかというのがよく分かりますが、そこに至るまでに相当時間がかかったなという思いが強いです。

もし、何か目指したいものがあるのでしたら、すでにそれをやっている人の真似をしてみましょう。

真似についてはいくらでもして大丈夫です。
いくら真似をしても、真似をした対象には100%なれません。

しかし、真似をすることで真似をした人のオリジナルが出来上がるのでそれがまたいいものを生み出す。
そんなこともなることが期待できます。

どうか、まずは一度できる限り全部、真似してみましょう。

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