とある病院の社畜教育

「仕組みが完全に体系化されて、まるで宗教の組織図みたいだったな」

書いているときは、おはようございます。

もなりんです。

ここずっと、教育のことを書いていたのですが。

社会人になってはじめて就職した病院の組織図といいますか、構成とでもいいますか。

今思うと、完全に縦割りのなかで存在しているなということを思い起こしていました。

確かに、はじめて勤めたところは組織としては大分大きくて、30以上の病院、15くらいはあるであろう老健などの施設、そのほかクリニックや診療所などがグループの中に所属していました。

そしてグループ内でスポーツ対抗戦やら体育祭やら学会やらもあり、完全に大企業の交流会みたいなイベントもありました。

そんななかで、組織ですから上下関係もあるわけで。

その組織内でいかに上のほうにいくかで、給与やら仕事のあり方が変わってきます。

で、そのなかでいかに上にいくかというのが、おそらくその組織にいる人間のなかでの大半の手段となってくるのかなと思いました(義務教育での弊害の1つ。1つのことをやりつづけなさい。与えられたものしかやってはいけませんよみたいなもの。ほかに仕事や業界はあるのに…)。

じゃあ、どうしたら組織の上のほうにいけるかというのですが。

やはり基準があるわけなので…。いわゆるラダーというものです。

他の職種はともかく、リハビリテーション側としてはそれが基準になっています。

ただ、ちょっと待ってほしい。

それって、結局同じような人をつくったり、学校の成績をただラダーの受験資格に置き換えただけかなというように思いました。

これは、大分大きなグループだから、まとめるには基準を作っておかなければならないというのは致し方ないところもあるかもしれません。

しかし、ここにある基準というものが、やれグループ内外の資格であったり、勉強会の実施であったり、症例報告であったり…。

結局、何かをやったかどうかであり、それをやれば次に進めますよというようなもの。

じゃあ、その上の人は何をしているかというと。

いかにラダーの下の人が上にあがることを仕向けるようにするかというものです。

たとえ興味がないとしても、「周囲の圧力」でそうさせるようにもしています。

どうでしょう。

学校教育の仕組みと変わらないですね。

ちなみに金銭的なものでいうと、一回立場が昇格ひてもあまり旨味がないとか。

何ともいえない、飼い慣らしの状態が何年も続けるのでしょうかね。

ということが、はじめて就職したところでありました。

今はもう既に出ていってますが、かつて6年ほど勤めていました。

あの組織を保つとなるならば、それだけの人が必要ですが、実際グループで合わせて一万人はいました。

さて、かつて勤めていたところで働いている人はどうしているものでしょうかね。

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