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【本ゼミ】kindle本のつくり方③ノウハウや実用ものを書かなくてはいけない?

先日、映画「バクマン」を見ました。

原作は読んでいないので、どのくらい人気だったのかよくわからないですが、映画はポップさのなかに週刊少年JUMPの歴史を垣間見られる重厚さもあって、めっちゃ楽しめました。

集英社さんには、一度だけ、打ち合わせで伺ったことがあります。その時にチラ見した漫画編集部のリアルがまんまで、私も映像見ながら勝手に緊張しました。。

JUMP、私はほとんど読んだことないです。でも、アラレちゃんにドラゴンボール、キン肉マンなどは常に我々の遊び仲間でもありましたし、近年では進撃とか鬼滅とか、まあとにかく精神的にもお世話になっています。

激務の中、JUMPの「友情、努力、勝利」という有名すぎるテーマが、きだいの時代を超えてがっちりと守られ、そして変革を起こしてきているんだなあって、テーマって大事だなあって、改めて思いました。

また、作家と編集者の関係性、というものを考える意味でも、若手編集者・服部さんの存在に、私にはうるっとくるものがありました。私自身、作家さんの気持ちがわかる編集者でありたい、というのは常々思っていることなので、気持ちを後押ししていただいたような感覚。

出版業界の、さまざまな事象を見聞きする中で、創作の世界でうごめいている光と闇のようなものは相変わらずな気がしますが、

日本、ひいては世界中にファンを作り続けている集英社さんの意気込み、そして日本が誇る漫画の凄みに大感謝の2時間でした。(最後のエンドロール、テンション上がったー!)

さて、補足的に前回の続きです。
https://note.com/tomomitakada/n/n523bf1fb0232

「バクマン」の中でも語られていましたが、”自分が描きたいものを書くだけでは作品にならない”という指摘は、商業に限った話ではなくkindle本も同じです。

けれど、「読者が読みたいものを書く」という認識だけだと、kindle本の場合はややモヤモヤするポイントも出てきます。

例えば、

ノウハウとかテクニックを書かないといけないのか?
もっと実用性のある物事でなくてはといけないのか?

といったことですね。

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