雷を好きなのは・・
今でも雷の稲妻が光り、ゴロゴロと鳴ると好きだなと思ってしまいます。なぜだろう…。
70年代後半、私は小学生でした。
夏休みは、5年生まではほぼ毎日同じ日が続きました。
(6年生は泳げないのに町内水泳大会出場で、いつもと違う展開になりました。以前のnoteにあります)
朝のラジオ体操が終わると、今日はどんな1日が待っているのかワクワクするのですが、祖母の準備したお昼ご飯を食べ終わる頃には、「ああ、また今日も同じなんだ」と思いテンションが落ちていました。
4歳下の弟は、おとなしい私とは真逆。朝から家に居ません。小学校に入学してからも水泳、相撲…ありったけの夏休みの大会に出場するために張り切っていました。お昼を食べたら友達と遊びに飛び出て行きます。お日様に焼けて真っ黒でした。
雨の日は、家でじっとお絵描きとかしてて良いんだと安心できるので好きでした。弟はつまんなそうでしたが、小雨くらいならえいと遊びに出て行ってしまいます。
夕立がひどくて雷の日は、流石にでて行けないので、弟は家に居るしかありません。
弟と遊べる!
そう。夕立からの雷の時間は弟と遊べる時間でした。
一緒に怖がって、電化製品やコンセントなどあらゆる電気系から1メートル離れた安全エリアを探し、そこに基地を作りました。ここは安全ね!
お絵描きしたり歌ったり雷にゾクゾクしながら遊びました。
夕立が止んで、お日様が差し込んだら、すぐ弟は飛び出して行きます。あんなに楽しかったのにな。ちょっと切ない時間でした。
きっとそんなわけで、私は今でも雷が好きなんだろうなとふと思いました。
もちろん建物内限定で、ですよ。笑。