見出し画像

メキシコの現代アートがすごい

メキシコ国立美術館「Museo Nacional De Arte」、通称「MUNAL」に行ってきました。

かなりの数の美術品が収蔵されている大型美術館で、メキシコシティの歴史地区にあります。

3階建になっており、1階が受付、2・3階が展示スペースという感じ。2階は主に宗教画が、3階には現代アートが飾られていました。

とにかくたくさんのアートが展示されているんですが、今回私が虜になったのが「Rodrigo Pimentel」というアーティストの絵画。

こちら、タイトルが「Tunami」

生でみると迫力がすごかったです。不思議と見入ってしまう独特の魅力があり、私以外にも多くの人がこの絵の前で立ち止まっていました。

彼のメキシコの文化をモチーフにしている絵が多く、日本にはない「異文化」を感じられるのも面白いです。

入り口入ってすぐの場所に展示されていた絵画。力強さがすごい。


メキシコのお面を描いた絵が多く、この他にもたくさんお面モチーフの絵が展示されていました。

全体的に漫画みたいなイラスト調なのに、お面はすごくリアル。後ろから伸びている黄色いボタンみたいなのは何なんだろう・・・。

メキシコの大きな活火山、「ポポカテペトル山」かな?と想像。

日本の富士山的な感じで、メキシコにとってポポカテペトルはすごく大事な山なんじゃないかと感じています。

ハートのような形をしたサボテン。血が出ているのか、何なのか・・・。

絵に関する情報(作成年やタイトル)はありますが、解説がついているわけではないので、自分なりに「こういう意味なのかな?」と考えながら見るのも楽しかったです。

私は特にアートに詳しいわけではなく、感性も優れているわけではないですが、なんだか見ていてすごく「楽しい」と感じる絵でした。絵を見てこんな気持ちになったのは初めてかも。



観光スポットである歴史地区にある美術館なので、メキシコに旅行に行く際はぜひ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?