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仕事は好きかね?

こんにちはともみです。

今日は仕事に対する向き合いかたについて、終盤にかけて難しい話になってしまいました(泣)


美容師の卵くんのエピソード

少しびっくりしたことがあった。初めて行った美容室にて、担当してくれた美容師さんの話。彼は美容師の卵でまだ若い青年であった。

入店して早々「いらっしゃいませ〜」とあまり元気のない声で迎えられる。なんとも不安な予感(笑)

席に案内され、今日の希望のスタイルをお願いしいざ施術がスタート。美容室って過ごし方が人それぞれだと思うけど、私は待ち時間以外はスマホも雑誌も机の上に置いて美容師さんと話をするのを好むタイプだから

いつものように、話を弾ませてこちらも弾ませてもらって今日はお互いのライフスタイルのことふで盛り上がる。話を聞いているとどうやら彼は今の仕事を辞めてサラリーマンになりたい気持ちがあるそう。(おやおや、施術してもらいながらサラリーマンになりたいと言われるのも複雑である。)


彼の話を聞くと、一貫にして美容師という仕事に誇りややりがいを感じていないということがわかった。確かに、仕事が日々のルーティン・単純作業のようになっていて、お客さんとの会話を楽しむ様子もないし、美容師技術のことをこちらから伺っても返ってきたのは当たり障りのないものであった。

うーーん。お客のこちら側としても流れ作業のように扱われたらそりゃ「また来よう!」なんて気持ちにはなかなかなれないし、美容師という職業柄これから技術だってどんどん磨いていかなくてはいけないのに、このような面持ちでやっていたら本人も辛いものがあるだろう。そして、単純にまだ若くて人生も仕事も人としてもこれからなのにすごく勿体ないなあと勝手ながら思ってしまった。



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仕事に対する人それぞれの考え

みんなはどんな気持ちで日々仕事と向き合っているのかな?自分よりも年下のまだ駆け出したばかりの美容師さんからこんなことを耳にするなんて・・・すごくショックだった。夢だって楽しくなるのだってこれからなのに・・・。これならまだ私の方が気持ち的には若さあるだろう(勝手に)

仕事というのは人生の大半を占める。1日8時間、週に5日働いたとしたら1ヶ月でも176時間というものすごい時間になる。働くのが嫌だと言っても人は働かないと生きていけない。

ならば、この「働く」ことを楽しまさずにして人生なにを楽しんで生きていくのが良いのだろう。すごくもったいない。若くて、人生これからで、いくらだって楽しいことがあるはずなのに。どうせ働くのなら仕事に幸福感の少しを持ってできたらいいよね。


人生の大半を占める「仕事」は楽しくいきたい

ここでいう「楽しく」は楽観的な意味だけではない。やりがいを持って、そのやりがいの中で楽しさが感じられて、もっともっと!って仕事を求めるようなそんな意味。

私は今回、美容師の彼には自分から何かをしてあげるということはできなかった。でも密かに彼の未来と幸せを祈る。どこかで気づいて自分の歩みたい道を自分で見つけて進んでくれたら・・・

何様でもなんでもないのだけど、本当に不思議。自分の価値観ってこんなにもちっぽけなのかと、一歩外に出るといつも思わされる。自分が見ている世界なんて本当にただの一片に過ぎなくて、そう思うとまだ目にしていない世界が無限大に広がっている、そんな気持ちにもさせられる。

1つ1つ、1片1片に寄り添うことは一生をかけてもできないと思うけれど、常にベクトルだけは自分の方から向けていたいな。そしてせめて気持ちだけはその人に寄り添っていたいもの。


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なんだか話が難しくなってしまった。今日はこのくらいにしておこう。

おしまい