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トルコで救急病院へ…(;_;) ① ~海外旅行保険の加入は大事!

5月下旬にトルコに行きました!
今回はリーズナブルなトルコ・ツアーに参加。
トルコ旅行の場合、個人でエアとホテルを予約してあちこち行くのと、ツアーで行く場合を比べると、ツアーの方が安くて便利な印象だったので、そうしました。

ところが、関西空港出発の飛行機の中から体調不良になり、着陸寸前の機内食は食べられない状態でした。

ターキッシュ・エアラインズの直行便は、関西空港を22時頃に出発し、翌朝5時ごろにイスタンブールに着きます。このツアーでは、国内便に乗り換えて、そのままカッパドキアの最寄り空港(カイセリ)まで飛びました。

つまり、朝にトルコに着いているので、時間を有効に使うため、ほぼ1日観光する予定になってるわけです。

観光については次回に書きますが、とにかく体調が悪い状態だったので、辛かったです。ツアーの昼食も食べられず…。

夕方にホテルにやっとチェックインできた時はほっとしました。夕飯も食べずにパスです。

翌朝も観光プランが目白押しでしたが、同じホテルに連泊だったため、ツアーには参加せず、部屋で寝てることにしました。胃腸が重だるくて、全く食べられず、頭痛と熱っぽい状態が続いてました。

しかし、たまたま同じツアーの他の方も途中で調子が悪くなったらしく、急遽、「ツアーから離脱して救急病院に連れて行った」と連絡が入りました。

そして、「今なら日本人通訳が救急病院でスタンバイしているので、あなたも今からその病院に行った方が良い。最近、日本人観光客が辛いのを我慢しすぎて、ノロウイルスなどで入院しているケースが増えているから」とアドバイスされたのです。

そこで、病院に行くための段取りをお願いし、ホテルで迎えの車を待ちました。

トルコ語しか話せないドライバーさんでしたが、私の部屋の前まで迎えにきてくれて、救急病院へ連れて行ってもらいました。

病院に着くと、受付で自分のパスポートを見せるようにと言われました。
手続きのためのようです。

そして、待っていた日本人通訳さんが話しかけてくれてました。

先に救急病院に来ていた同じツアーメンバーの方も回復されていて、お話することもできました。「点滴してもらって楽になりました」とのこと。良かったです。

さて、私の受付が終わると、すぐに看護師さんが私の血圧を測り、手の指先にチクッと針を指して血を1滴ぐらい出したところへ、検査器を当てて、何かを測定してました。血糖値でしょうか?

針を刺されたので痛かったです(T_T) 「トルコはまずこんな検査をするんだ!?」と思いながら…。

そして、ドクターに診てもらうと、血圧が140台と高いことがわかりました。私は普段、低血圧なんです…。

その場で、血圧を下げるための小さな錠剤を一つもらい、口の中で錠剤をゆっくり溶かすように言われました。

その後、本格的な血液検査をするために採血してもらい、点滴できるように処置もしてもらいました。

その看護師さん達が、髪の長いとても美人な女性と、トルコ人らしい濃いイケメンの二人組だったので、ちょっと見惚れてました(笑)


救急病院で待つ人々。現地の家族連れや、観光客らしい人達も。

ところが!
採血直後にちょっと気持ち悪くなってしまったのです。

私は、空腹時に採血されると、気分が悪くなる場合が時々あったのですが、今回もそうだったみたいです。

病院に着いた時は自分で歩いていたのですが、採血後に点滴してもらう部屋に移動する際は、車椅子に乗せてもらって移動しました。

ちなみに、トルコの車椅子は日本と違って、座面が布ではなく、プラスチック製で固く、ちょっと座り心地が痛い感じでした。

でも、逆に言うと、日本の車椅子は座面が柔らか過ぎるのです…。高齢者などが柔らかい座面にずっと座って生活しているのは、あまり良くないと感じてました。

日本の車椅子は左右から畳めてコンパクトにできることが優先されているからですね。トルコの車椅子の収納の仕方は違うようです。どうやるのか?までは見る余裕がありませんでしたが(苦笑)。

さて、点滴してもらう部屋は個室でした!
日本の点滴部屋は大部屋で、他にも点滴してもらう人がいるのが普通でしたら、ビックリしました。

個室のベットに移り、待っていると、看護師さんが点滴をセットしてくれました。血圧を下げる薬などのようです。

日本人通訳さんは、病院到着後からずっと付き添ってくれていました。これは非常に有り難かったです。

英語が通じ易い国なら、自分1人でもなんとかできたのですが、トルコはあまり通じないのです。

また、意識が朦朧とするほど酷い状態だと、例え英語が通じたとしても自分で説明するのは難しかったと思います。

そして、もう一つ大きかった点は、「安心できたこと」です。

体調が悪いし、言葉が通じないしで色々不安だったのですが、付き添ってもらうことで、それが解消できた事は得難い体験でした。

また、日本人の通訳さんだった事も大きいです。ツアーの日本語ガイドさんはトルコ人女性で、日本語はかなり上手な方でした。

でも、医療通訳となると、症状に関する細かいニュアンスや、ドクターや看護師からの医療的な指示を通訳してもらうので、母国語が同じ日本語というのは安心感に繋がりました。

医療通訳は、通訳の中でも求められるレベルが非常に高いし、だからこそ時給レベルも高いはずなので、トルコ在住で日本語もトルコ語も高いレベルで操れる日本人の方なのでしょう。

実は、今回の海外旅行保険を申し込む際に、「日本語通訳オプション」をつけるかどうか迷ったのです(笑)。オプションをつけない時もあったし、オプションがなく、自分1人で対応できた経験もあったので。

でも、このオプションは、現地で自分が使う場合だけでなく、もし私に何かが遭って、家族が現地に来た際の日本語通訳も含まれるようだったので、つけました。入ってて、セーフでした(^o^)

今回の経験から、「これからも、日本語通訳オプションは絶対につけよう!通訳さんに付き添ってもらえる事で、自分がとても安心するから!!」です。

長くなりましたので、救急病院の続きは次回へ。











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