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省エネな論文読み会のススメ

論文翻訳AI 「1paper(ワンペーパー)」を利用した、シンプルな論文共有方法を紹介します。

1.AIエンジニアとしてスキルアップしたい。でも…

AI技術は凄まじいスピードで進化しています。
ここ1、2年もさまざまな分野で新しい技術が出てきました。
たとえば、物体検出の最新手法YOLOv4やICML2020で発表された文章要約の最新手法 PEGASUS、新しい画像認識(視覚的概念の学習)手法CLIP などです。新しい技術が大きなブレークスルーを生んでデファクトスタンダードになる流れは変わりません。

日々進化する最先端の技術に追いつくべく、膨大な情報の中から必要なものを選別し、吸収していかないといけません。でも、そこにはいろいろなハードルがあります。
・日本語の解説記事を読むと、もっと詳しい記事が読みたくなる。
・ネットの情報から原典をたどると、英語の論文にたどり着く。
・英語の斜め読みは、全然頭に入ってこない。。
・どの記事が自分の知りたい内容に触れているのか、を読み取るだけでも相当な時間を要する。
・技術情報というか、英語理解のために時間を消費してる気がする…。

なんとか論文を読み終えても、それを仲間や後輩と共有するところまでは、なかなか現実的ではありません。

2.論文読み会に参加すれば、高めあえるけれど…

AIの大手企業では論文読み会でナレッジを共有しているようです。しかし、みなさん論文を理解するだけでなく、立派な発表資料を準備したりするので、発表が回ってくるとそれなりの準備が必要になります。少人数のチームで開催して、順番がすぐにまわってきたら結構負担です。英語が苦手ならなおさら。。質問が出たときの回答も考えておかないと、などと考えると、1日かけても準備しきれません。

3.1paperを活用した論文読み会

1paper(ワンペーパー)は、日本のAIエンジニアがもっと気軽に英語論文を読めるようなツールを作りたい、という思いで、技術者・研究者向けに『論文に特化した翻訳サービス』として開発されました。PDF形式の英語論文を、短時間で自然な日本語訳に変換し、Word形式で出力可能です。

図5

1paperの翻訳結果を活用すれば、パワポを作成せず、重要だと思う部分をハイライトするだけの発表で論文読み会をすることができます。

図2

(論文出典:https://arxiv.org/pdf/1810.04805.pdf)

あとは、口頭で要約すればOK。
日本語なら、論文形式のままでもそれぞれが斜め読みして概略をつかむことができます。これなら、専門外のトピックでなければ、最短1時間程度で論文読み会の準備が完了します。原著の英文もwordファイルの注釈に表示される(※「原文注釈機能」は現在エンタープライズプランの限定機能です)ので、原文が知りたい参加者の質問にもすぐに対応できます。

さらに、注釈欄に独自の補足やアイデアを書き込んで共有すれば、発表内容はさらに充実。チーム固有の情報を書き足すことで、組織のナレッジを積み上げることもできます。

図4

発表資料の完成度よりも、まずは論文読み会開催のハードルを下げて、気軽にやってみること。同僚と技術情報を教えあって、全員でスキルアップしていきましょう。

以上、準備を簡素化して取り組みやすくした論文読み会のご紹介でした!

4.1paperは無料トライアルプラン提供中

図1

先着500ユーザー限定で、毎月1回の無料利用が可能なトライアルプランを提供しています。※原文注釈機能はご利用いただけません。
[トライアル登録用URL] https://1paper.jp/membership-join/membership-registration/

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