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気付き講座⑥西洋医学の限界

前回に引き続きの内容です。

「西洋医学の限界」

最近段々とこの言葉を目にするようになってきました。


日本で病気や介護で苦しむ人が増えている中、どうもおかしいと気づき始めている人が増えてきているんですね。


それは今まで日本に根付いてきた考えとのギャップが生まれているからだと思います。


今までは病院行けば、「なんとかなる!」って思っていた方が多いと思うんです。

この「なんとかなる」の意味が、ぼくは2つあると思うんです。

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①なんとかなる=命が助かる

②なんとかなる=病気が治る

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あなたはどちらのイメージですか?

恐らく、大部分の方は②なんですよね。


でも実際は①です。


②が真実なら、こんなに病気で何年も苦しんでいる人いないと思いませんか?

認知症で介護に苦しむ方、減るんじゃないですか?


でもよく世の中を見てみてください。

介護で悲しいニュースが毎日のように出ています。

病院に行く人はいつまで経っても減っていません。

医療費も上昇、ドラッグストアでクスリが売れ続ける。


ちょっと冷静に考えれば、気付くはずなんです。



勿論、西洋医学、つまり今の病院の医療もすばらしいものです。

手術の腕は世界でも誇れるもので、海外からも心臓の手術に来日する方もいます。

西洋医学が無ければ沢山の命が守れなかったのも事実です。

でもね、ウイルスや菌を除くと、今の西洋医学の目的は「治す」ではなく「一時的にしのぐ」を目的としています。

解りやすく言うと、やっている事は「応急処置」です。


ぼくはこう考えています。

西洋医学とは「病気を治す医学」ではなく「命を救う医学」だと。

似ているけど、意味は違うんです。


この方は、ズバっと言い放っています。

一つの考えとして、一度読んでみるといいかも。

こういう意味の勘違いが浸透していて、それとのズレを感じ始めている人が増えてきているので、「西洋医学の限界」という言葉が頻出するようになったのではないかなと。


では本題、「限界」ってどういうことか?

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例えば

心臓病(狭心症や心筋梗塞)になったSさん(男性)がいます。

このSさんは、突然胸の苦しみを訴えはじめました、幸いしばらくしたら治まりましたが、念のため病院へ行きました。

検査をして聞いてみると「狭心症」でした。

行った処置は、ステント治療。(血管の中に網のようなものを入れて詰まっている血管の場所を広げる手術)

ステント

これで詰りを解消出来ました。Sさんはほっとして、普段の生活に戻りましたとさ。

はい、これで一件落着。



・・・ですか?



詰まった場所は広がりましたが、これでもう大丈夫?

他の場所はどうなるのでしょうか?

一カ所詰まったという事は、他の場所もある程度詰まっていて当然ですよね。

なんで詰まったかの原因を変えないと、また違う所で詰まると思いませんか?


案の定、Sさんは一年後また苦しくなりました、そして救急車で病院へ。

そこでまた別の場所に血管の詰りが発見されました。そしてステント治療を再度行いました。今度は怪しい場所もあったので3カ所に処置をしました。

今回は二回目という事もあり、ワーファリン(俗称:血液サラサラのクスリ)を飲むことになりました。


はい、これで安心。



でもないですね、結局また詰まった場所にステント入れただけ。

そしてクスリも血液サラサラとは言われていても、正式には抗血小板薬ですので、詰まりにくくはなるかもしれませんが、血液自体をサラサラにするわけではないですからね。


そうして普段の生活へ戻る、

はい、また詰まる、今度は今までとは比べ物にならないくらいの激痛が!

幸いクスリを貰いに病院へいる時に起こったので、すぐ処置をされ命は助かりました。



何が起こったか?

心筋梗塞です。

血管もダメになっているのでバイパス手術というものをしたそうです。


⇩参考:血管だとして(雑ですいません(笑))

画像3

この血管ダメだから、別の通り道を作ろうって手術ですね。

画像2

解りやすく言うと、こんな感じがバイパス手術。



はい、じゃあこれでOK?

でもないんですよね。


詰まる原因は変わって?ないので、また詰まってきたらどうする?

またステント?またバイパス?キリがないわけですよね。

そんな事している間に今度は間に合わなくなる可能性が高いです。

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ざっくりですけど、なんとなく解りました?

その場その場は凌げますが、原因を変えないと繰り返してしまうんですね。


でも、詰まる原因は?

残念ながら西洋医学では解決できないのです。

これが西洋医学の限界というものです。


命を救う処置は出来るが、治すというとちょっと意味が違うと思いませんか?

病気になってからその都度凌ぐことは出来るけど、根本原因を改善しないと、処置を繰り返しても、元の状態よりどんどん悪化を繰り返します。

そのうち命が尽きてしまうんですね。


西洋医学は勿論命を救えるすばらしい医学ですが、こればかりに頼り過ぎるのは良くないっ事ですし、多くの方が望む結果は得られないという事です。


だから、お医者さんも言いますよね、

「生活習慣を改善してください」って。

これが西洋医学では出来ない部分なんです。


短くて済む解りやすい一例をあげましたが、何となくでも理解してくれたらと思います。(大分省略したので語弊も少しでるかと思いますが、そこは忖度してもらえると幸いです)

その他の事例は今後書いていきますので、しっかり継続して読んでもらえると、その都度理解が深まると思います。


まとめると、クスリや手術とかもいいけど、そればかりに頼っていても「治したい」人にはその結果は残念ながら訪れないという事です。

西洋医学は病気になってから命を救う、不快な症状を一時的に抑える、つまり「応急処置」のイメージがなんとなく解りますか?


繰り返して繰り返して、どうしようもなくなる前に気づいて、あなたの体を守ってほしいなって思います。


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