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理想の自分になるには「怖い」に挑戦する

いまの自分は自分じゃない、本当の自分は違う。これからはこういうことをするから、自分はいずれすごくなる...とかね。

理想の自分の人生を手にしたいなら、自分の安全圏内から出ないといけない。それはいまの自分からすると勇気のいること。そびえ立つ山に登るような、終わりなき道を行くような。それでもやる意味はあると思うのです。

私は、2020年は「怖いと思っていたことに勇気をもって挑戦する、笑顔で」をすることにしました。怖い=やってみたかったけどできなかったこと、本音では望んでいるけど自分なんか到底無理だと思っていること。例えるなら、ジェットコースターに乗る前の「怖い〜」みたいなゾーンのことです。自分で作った「マイ・セーフティーゾーン」にいたらずっと自分は変わらないよね、発展しないよね、ってことでさっそく実践してみたことを書いてみます。

1. 愛犬の愛用キャリーバッグを買い替えた。
いきなりそんなことかい!って思われそうですが・・・続けます。14年前、愛犬を迎え入れたときに購入したキャリーバッグを、愛犬が気に入っているからという理由でずっと使っていましたが、持ち手はボロボロ、適応体重もギリギリになっていたので、探しに探して新しいものに買い替えました。参考までに購入したのは、柴犬サイズもOKな「Sturdi」のペットキャリー XLサイズ。バッグ自体が軽量で、且つ愛犬も落ち着いて入ってくれたので、なーんださっさと買えばよかったと思いました。

2. 愛犬の洋服を買ってみた。
「いつもと同じ」は犬にとって安心材料になるので、これも悩みました。愛犬は洋服嫌いなので。とはいえ、健康で長生きしてもらいたい。大好きなお散歩を冬でも快適に楽しんでもらいたいという思いから、試しに1着だけ購入してみました。結果、数回しかまだ着せていませんが、うちのワンコは飼い主の心配をよそに、すたすたと普通にお散歩を満喫。購入したのは「オーガニックコットンのミュッター」のボア半袖アウターの6号です。私的には思い切った買い物でしたが、こちらも購入してよかったです。

3. ひとりで飲食店に入り、ひとり飲みをした。
めちゃめちゃ怖かったです。ひとりで飲食店でお酒を飲むなんて。だから新年会あとのちょこっとほろ酔いのときに行きました。選んだのは、ひとりでも入れそうないつも賑わっている立ち飲みバー。緊張したけど、それは最初だけでした。すぐに両隣の人に私から話しかけていて、聞けば意外と近い仕事をしている人たち。意気投合して盛り上がり、楽しい時間を過ごせました。

4. 大嫌いだと思っていたスピード系の車に乗った。
これは仕事でそういう機会があったので。私の過去の記憶では”スピード出る系の車”はすごく苦手だったのだけれど、記憶をリセットしてみようと思い、乗ってみました。・・・結果、やっぱり苦手でした(笑)。本当の苦手を知る、それもまたいい経験です。

5. 苦手な料理の教室に参加した。
料理が下手で失敗だらけ、私は料理が苦手です。料理教室は”お料理好きな素敵な女性”が行くものだと思っていました。が、これも仕事きっかけで参加してみたのです。ありがたいことにラスベガスの3つ星レストランのシェフの教室。私にはもったいなさすぎる! 数名で参加した結果、やはり私がいちばん劣っていたけれど、献身的なシェフのおかげでなんとかさばけました。最終仕上げはシェフ、お料理は最後にみんなでいただく。純粋に楽しかったです。料理下手は変わらないけど、今度は味噌作りに挑戦してみる予定です。

6. 銭湯に行ってみた。
温泉大好き、健康的なこと大好きな私ですが、大人になってからひとりで銭湯に行ったことがなかったんです。ネットで近場の銭湯を探し、行ってきました。昔ながら、というかマジで昔のまんまのその銭湯は、蛇口からお湯・水は出ない、上に付いている首が少し動くシャワーのみ(笑)。けどミストサウナ付き(最高!)。

銭湯流行り、サウナー流行りもあってか、若めな女性も多いのが私的発見事。いい汗かいた結果、意外な効能が出ました。なぜか、幼少の頃の自分を思い出したんです。私は下町育ちで、子どもの頃に母や祖母とよく銭湯に行っていたからでしょうね。昔ながらの銭湯から過去を思い出し、そこから連鎖して、つらかった学生時代を助けてくれた恩師の記憶が蘇ってきた。不思議です、こんなことってあるんだなと。十数年を経て、いままでの人生への感謝の気持ちが込み上げてきたんです。予想に反した、超デトックスになりました。

私が感じていた「挑戦」「怖かったこと」ってたいしたことじゃないですね。そびえ立つ山なんてないし、終わりが見えないなんてことないんです。そんなもんです、自分の怖いことってやつは。

小さな山から超えてみましょう、そしていろいろ挑戦していきましょう。

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