#25 人材(セラピスト)

今回は最重要課題の人員(セラピスト)を揃えられるか!?です。

駅ビル出店への最後の登竜門は人材でした。


旧店舗のセラピストは私を入れて4名。
新店舗では年中無休の10時~21時までの営業。
シフトを考えるとあと5名のセラピストが必要とこの時は漠然と思っていました。

そしてこの時初めて、求人広告での募集(オープニングスタッフ募集)を行いました。
ここだけの話ですが、当時リラクセーションスタッフの平均年齢は27歳。求人募集を出しているリラクセーションサロンのほとんどが年齢の欄に30歳まで・35歳までと記してありました。(現在は年齢制限記入は特別な場合を除いては記してはいけないようですが・・・)
当時のKOOセラピストの平均年齢も30歳位でした。

初めての求人募集、期待に胸を震わせていました。
ところが・・・20代の応募が多いかと思いきや、
30代~40代の応募者がほとんどでした。(私とほぼ同年代)

「う~ん、他のリラクセーションサロンのスタッフさん達に比べKOOは平均年齢10歳位上になりそうだ・・・」

しかし、ここで考えたのはむしろ新人セラピストに見えなくてかえって良いんじゃないのか?
癒しの仕事はセラピストそれぞれの人生経験が生かされるはず、他のサロンにない味を出して行こう。
と、ここでもKOOは他サロン様との差別化を図ったのです。
(と言いますかそうさせられる運命だったのです。)

しかも、女性が活躍するリラクセーションの世界で男性セラピスト1名の採用も試みました。
これもKOOにとってチャレンジでした。
(当時のリラクセーションセラピストは女性が主流でした。)


どうにか人員は集まり、いよいよ「KOOプロセラピストトレーニング」の開始です。
約1カ月間の研修、この時初めて市役所前店をスタッフ達に任せてほぼ1カ月間、現場から抜け新人育成に時間を掛けました。
当時は、研修所もなく自宅が研修所となりました。
周りの方々の沢山の協力を得て約1カ月間の缶詰状態の研修も無事終わり、いよいよOPENの準備が整いました。


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