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#4 最初のチャレンジ

最初にチャレンジしたのは、群馬県に本社があります某大手理美容サロン経営の会社へ、リフレクソロジー導入の営業をしました。 


当時、ニューヨークでは美容室の中にネイルや、フェイシャルエステ、リフレクソロジーの入った複合施設が数多くあると聞き、日本では都心でもそのようなサロンは数少ない時代でしたが、その情報をもとに群馬県のある大手理美容業界の方にリフレクソロジー導入のお話をさせて頂いたのです。
もちろん、その会社の方との面識はいっさい無かったのですが、電話帳に大きく載っている某大手理美容サロンへ直接電話をしました。
(飛び込み営業です。)

最初は相手にもされないと思っていたのですが、後日担当の方から連絡がきて、社長と営業部長の方にプレゼンをする機会を頂きました。


今思うと、よくもまあ~ そんなことが出来たなと!
自分ながらに関心してしまうのですが・・・
世間知らずといいますか、怖いもの知らずといいますか、
20代の若さだったのかもしれません。

その理美容会社の社長はじめ営業部長は、私のこの突拍子もない営業に大変関心してくださり、さらにリフレクソロジーを美容室で行うことがおもしろいと、また社長がニューヨークの理美容業界のことを良くご存じの方であったということもあり、なんと美容室の中でリフレクソロジーをやってみようということになったのです。


そして、成功すれば全店舗に導入も考える(当時数十店舗あったサロンです)と大きな夢をもった計画の一歩でした。

リフレクソロジーを試しに導入して頂いたのは、某理美容グループの中でも特にお客様の多いサロンでした。
私はそのサロンで毎日リフレクソロジーの説明にあけくれました。
時には新人美容師さんと一緒に、美容室のチラシと共にポスティングへ行きました。
私は、この美容室でポスティングの大切さを教わりました。
もちろんポスティングをするのも初めての体験でした。


美容室ではご来店のお客様にリフレのチラシを渡しながらご説明 →
ご興味のある方に体験頂くという流れで、美容師さん達もリフレを一生懸命すすめて下さいました。
しかし、今の様にリラクゼーションサロンが一般的ではない時代、ましてやリフレクソロジーなんて生まれて初めて聞く言葉の方がほとんど。
それにマッサージと言えば肩や腰が主流。足裏をマッサージする概念が全くない時代でした。
何より一番多かったお声は「人様に足の裏を揉んでもらうなんて悪い(恥ずかしい)」という感じです。
リフレクソロジーを体験頂くことに当時は本当に苦労しました。
そして、この美容室でのリフレクソロジー導入はわずか半年間で断念することとなりました。


フリーランスセラピストになって初めてのチャレンジは失敗でした。


しかし私はこの時も、前に進むことしか考えていませんでした。
夢はあきらめず、すぐに次のチャレンジに挑むのでした。



当時お世話になりました、理美容サロンの社長様、営業部長様、他スタッフの皆様、貴重な経験を与えて下さいましたことを心より感謝致します。 この経験があるからこそ今の私があります。大変ありがとうございました。

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