「大事なこと」だけに集中する12
☆嫌なことを言う人は相手にしない
世の中には他人の悪口を言う人はたくさんいます。
他人の悪口ほど盛り上がるものはありません。
でも、悪口が本人に伝わってしまうこともありますし、
悪口を言って得をすることはほとんどありません。
周囲の人が悪口を言っていても、
適当に話を合わせながら、スルーするのが一番です。
「なるほど」「そうかもね」と適当なあいづちをうって聞き流しましょう。
中高生の中には、仲間はずれにされたくないために、
誰かがAさんの悪口を言っていると、
必死になってAさんの悪口を言う子がいます。
よりひどいことを言ったほうが、グループの中で優位な立場に
立てるというようなケースも少なくないようです。
でも、自分がいないところでは、自分のひどい悪口が言われている
というケースもよくあります。
誰もが「自分が仲間はずれにされるのが怖い」という動機で
悪口を言い合っているのです。
大人の場合は、中高生と同じ行動をとったら自分に跳ね返ってきます。
友達の悪口を言っていたらそれが本人に伝わってしまった、
ということはよくあります。
上司の悪口を言っていた人が干されるケースもあります。
大人社会では、周囲の人の悪口を言って得することはまずありません。
悪口を言うのは、中高生くらいのレベルの低いことだと
思っていたほうがいいでしょう。
ただし、悪口と健全な批判は分けて考える必要があります。
必要なことを根拠を持って批判するのは悪口ではありません。
健全な批判に関しては、同調してもいいですし、
自分もさらなる批判を言ってもいいでしょう。
今は、ネットで他人の悪口を言う人も多くなっています。
中には役に立つことを言っている場合もありますが、
多くの場合は無責任な悪口・中傷です。
そういう悪口を書くのは、現実生活で満たされていない人が大半です。
満たされていないために、そのはけ口として悪口を書いているのです。
不遇な状態が透けて見えるわけですから、「かわいそうな人」と
思って受け流すのがいいと思います。
ラインなどで自分の悪口を書いてくる人もいるかもしれません。
自分だけ外されているグループで悪口を書かれているのを見つけたという
人もいます。
そういうときには、ショックを受け、腹が立ってイライラしますが、
先ほども述べたように、悪口を書くのは、満たされていない不遇な人
ですから、「かわいそうな人」と思ってかかわらないようにしましょう。
他人をからかったり、いじめたりして喜ぶ人は、
相手の反応を見て楽しみます。
反応がない人だと面白くありません。
予想通りに反応してくれる人に対しては、何度もやるようになります。
あまり反応すると、どんどんエスカレートしていって、
極めて悪質なことに展開してしまうこともあります。
悪口や嫌がらせを書き込む人は、無視をするのが一番です。
できれば、そのような人がいるコミュニティからは抜け出しましょう。
ネットの中にはたくさんのコミュニティがありますから、
自分を受け入れてくれる楽しいコミュニティを探してください。
~30代女性のための心と体の健康アドバイザー~