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怒りをグツグツ沸騰させない方法

毎日文句を言っても「怒り」がなくなるわけではない。

吐き出しても、感情は消えない。

押さえ付けていたぶん、楽にはなるけど。


「自分の心に正直に」というメッセージだけを見ると、
「じゃあムカついたら相手をボコボコにしていいのか!」
と怒る人がいるのですが、言うまでもなく違います。

自分が感じるもの、
本当にしたいこと、
本当はしたくないこと、
に素直に生きるということ。

そして相手との関係性で言うならば、
本当はこう扱われたい、
こんなふうにして欲しい、
というのを正直に相手に伝えていくということ。

例えば、「彼氏からメールが1日1回しか来ないのが不満だ」
という人がいるとします。
でも、ものも彼氏サイドが
「心で繋がっていたらメールは1日1回で充分だ」
と本気で思っている人ならば、
相手に「本当はこうして欲しい」という気持ちを伝えずに、
メールの回数が増える回数が増える可能性はほぼないでしょう。

特にパートナーシップにおいて大切なのは
「私はこうして欲しい」という要望をちゃんと伝えること。

「そうされていないと寂しい。大切に扱われていない感じがする」
というように、相手をむりやり変えようとするのではなく、
【私はこう思った。感じた】を相手に伝える努力をすること。

人それぞれ【こんなふうに扱って欲しい】というのは違います。
心が繋がっていたとしても、その表現があまりに違う場合は
お互い勝手にいじけてしまって本当は好きなのに
ケンカ別れになってしまうこともあるのです。

相手に自分を理解してもらうためには、
常日頃から【私はこういう人間である】ということを
ちゃんと表現することが大切なことなのです。

ちなみにこの
【自分で言わなかったくせに、勝手に我慢したポイントカード】
には段階があります。

通常パートナーシップですと、
最初は「メール少なくて寂しいなー」(我慢我慢)で始まり、
⇒「つーかメールくらいしろよ」(寂しさからの怒り)
  とグツグツ温度が上がっていき、
⇒ふとしたきっかけで「もう限界!!」
(そんなことになってるとは知らない男性は「えええ(驚)!」)と沸騰。

こんな具合に、好きだからこそ産まれた寂しさが我慢しているうちに
いつの間にか発酵して怒りになっていたりします。

だからこそ最初に芽生えた寂しさの段階で正直に相手に伝えることが大切
(というか、男性的に言わせると、男ってバカだからちゃんと言って欲しいらしい)

もちろんその寂しさを感じることがありきではあるのですが、
単なる価値観の違いによって勝手に溝を深めて別れ話に発展するよりも、
正直に言うだけで解決することならば早めに手を打って
すっきりしてしまった方が良いのではないでしょうか。

一般的な男性の場合ですが、女性から突然、
「もう限界!!」
と言われても何が何やら分からないでしょう。

だって言ってくれてないのだから
(もう一回言います。男性はバカだからちゃんと言って欲しい)

まして女性側も最初は好きだからこそ寂しかったはずなのに、
いつの間にか怒りに囚われてしまっている状態で
毎日吠え続けても何も解決しません。
本当は寂しいだけなのだから。

感度がものすごく良い男性ならば女性が無理をして作り笑顔をして
「私は大丈夫だよ。仕事頑張ってね!」と言われたら、
「どうしたの?何かあった?」と聞いてくれると思いますが、
その場合はとても少なめです。

その時に「気がつけないこいつはダメだ!」と見限るのではなく、
「私が好きな男性だからこそ、鍛えられるはず」と
ちゃんと自分の意思を伝える努力をすること。

それがお互いにとって楽な自然体でいられる人間関係を築くコツでもあるのです。

少し恋愛の話に偏りましたが、
同性においても、親子関係においても、人間関係全てにおいても、
【私はこう思う。こう感じている】を伝えることが大切になります。

ていうか、伝えるのはタダだし、
伝えたってやるかどうかは相手が決めることなので、
気軽な気持ちでトライぐらいで良いと思います。

☆相手に【私はこう思う】を伝えてみる


~30代女性のための心と体の健康アドバイザー~

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