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わざわざ自分を苦しめてはいませんか?

「感じたいこと」に焦点をあてる

感情を動かすコツは、
「自分でコントロールできること」だけに、
意識の焦点があたるような質問をすること
だ。

「私の将来はこれからどうなるのだろう?」という質問は、
自分でコントロールできないことに焦点があたっている。

将来は良くなるかもしれないし、悪くなるかもしれない。
だからそういう質問をしていると、不安や迷いが生まれ、
答えをくれる人にたよってしまう。
つまり誰かに依存しやすくなる。

反対に「私はこれから将来をどうしたいのだろう?」
「どうすればもっと毎日がワクワクできるだろう?」
という質問をすると、
自分でコントロールできることに焦点があたるので、
決意や安定感が生まれやすくなる。
「どうなるか?」はわからないが、
「どうなりたいか?」は自分で今決められることだからだ。

自分の人生は、自分のまわりでなにが起きたかによって決まるのではない。
起きたことに対して、
「自分がなにをするか」という行動によって作られていくものなんだ。

変えられないことは受け入れる。
それ以外のことはなんでも変えられる。
変えられることを、変えるのは自分しかいない。

このルールを守るだけでも、
なにをやるべきか頭の中はシンプルになる。

どう動くべきか。
ただそれだけがわかったからといって、
動きたいという感情が生まれるかどうかはわからない。

行動までスムーズにつなげるには、頭の中でする質問に
「感じたい気持ち」も一緒に入れてしまうといい。

仮にいま、散らかった部屋を片付けなければいけないとする。
そのとき「面倒だ」と思っていれば、人は不思議なもので、
その感情を強化するように
「なんで私がやらなきゃいけないんだろう」
「誰がこんなに散らかしたんだ」
というネガティブな質問をくり返してしまう。
そんな質問をすれば誰だって片付けに集中できず
「ちょっと休憩してから」
「他にやらなきゃいけないことはなかったかな?」
と別のことに向かおうとしてしまうだろう。

これは意志が弱いのではない。
ただ自分に投げかけた質問が、
ラクに片付けをするには不適切だったというだけだ。

反対に、学生の時に試験勉強をしようと思っているのに
部屋の模様替えをしてしまうことはなかっただろうか。

変えられないものは受け入れる。
変えられるのは自分だけ。
「片付けなければいけない」という事実は変わらない。
変えるべきは、自分の感情なのだ。

「どうしたら、この部屋を片付けられるか?」では動きにくい。
だから「どうしたら、もっと楽しみながらこの部屋を片付けられるだろう?」に変えてみたらどうだろう。

お気に入りの歌の曲を聴きながら。
ムダなものは思い切って捨ててみたり。
散らからない仕組みを考えながら。
芸術作品を生むような気持で。
アイディアはいくらでも出てくるものだ。

「感じたい気持ち」を丁寧に加えることで、
実現する可能性を高めることができる。

「どうしたら、温泉旅行をする時間がとれるか?」よりも、
「どうしたら、心から癒されるような温泉旅行をする時間がとれるか?」

「どこのレストランに行こう?」よりも、
「抜群のロケーションと海の幸を堪能できるレストランはどこだろう?」

その違いを感じとってほしい。

はじめから「めんどくさい仕事」というものも、
「ワクワクする休日」というものも存在しない。
それをどう感じるかを決定しているのは、
すべて自分の質問なのだ。

なにを現実させたら120%幸せか?


~夫に頼らずに生きる力を手に 夫奴隷解放宣言
           30代女性のための自立支援アドバイザー~


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