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人間関係が驚くほどラクになるコツ1

☆相手を褒めるとお互いが上機嫌になる

私たちは、人間関係がうまくいっているときには上機嫌なり、
人間関係がつらいときには不機嫌になります。

たとえば、誰かと喧嘩をしたとき、仲間はずれにされているとき、
自分を受け入れてもらえないとき、うまく自己主張できないときなど、
イライラして不機嫌になります。

イライラを減らしていくためのは、人間関係をラクにしていくことも
大切です。

人間関係というのは「ギブ」&「テイク」の関係です。
先に「ギブ」すれば、人間関係は良くなっていきます。
どのように「ギブ」するかを考えてみましょう。

人は、心理学的には自己愛が満たされているときに機嫌がよくなり、
自己愛が満たされていないときに不機嫌になります。
ですから、相手の自己愛を満たすことがポイントです。

認知症の介護者たちは、
「認知症の人がおかしなことを言っても否定しないほうがいいよ」
と教えられます。
否定して相手の自己愛を傷つけて不機嫌にさせてしまったほうが、
問題行動が起こりやすいからです。
相手の自己愛を満たしてあげることは、
人間関係においては最大の「ギブ」になります。

方法はいくつもあります。
たとえば、相手のいいところを褒めてあげれば、
相手の自己愛が満たされますから、相手は上機嫌になります。

お世辞もときには大切です。
相手の気分がよくなるのであれば、
お世辞の一つや二つは言ってあげましょう。

ただし、相手が褒めてほしいと思っているところを褒めないと、
あまり効果はありません。
ルックスのいい人はいつも「かわいい」「かっこいい」などと
褒められているので、ルックスを褒められてもうれしくないかも
しれません。

普段褒められていないことを褒めてあげたほうが、
喜んでくれる可能性が高くなります。
「誰に対しても親切だね」「人の気持ちをいつも考えているね」など、
ルックスとは違う点を褒めたほうが、相手は耳を傾けてくれるはずです。

どこを褒めると喜んでくれるのかを探しておいて、
相手が褒めてほしいと思っているときに褒めてあげると、
一番効果があります。

褒めるときには、タイミングも大切です。

東大に合格したばかりの人に、
「東大に受かったなんてすごいね」と言えば、喜んでくれるはずです。
でも、東大3年生に同じことを言っても、
あまり喜ばないだろうと思います。
もう3年近く東大にいっているのに、今さら東大に受かったことを
褒められても、何とも思わないでしょう。

褒めるタイミングを外してしまうと、褒めてもあまり効果がありません。
ぴったりのタイミングで褒めてあげると、
ちょっとした誉め言葉でも、ものすごく喜んでくれます。


~30代女性のための心と体の健康アドバイザー~

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