#3 我が家にゲーミングチェアがやって来た!~たった一人のために~
1. 直接の購入動機
2021年は、zoomでのオンライン講座をサポートする、という業務もあって、実際の講義の際のオブザーバーや自身に割り当てられた講義の登壇など、zoomを使っての業務が多くなりました。
そして、年末には、PCでの作業がかなり増えて、クリスマスも土日もお正月も返上して、PCで作業する、という日々でした。
1日6時間から8時間は確実に机に向かってPC作業をしていたため、肩・腰・目の痛みはもちろんのこと、頭痛も起きるようになりました。不自然な姿勢によるものと思い、接骨院に通ったりしました。
もちろん、一時的にはよくなりますが、根本的な解決ではありません。夫がみかねたのか、「クレジットカードで貯まったポイントで、椅子を買ってあげるから、欲しいものを探しておいて」と言ってくれたのです。
こうして、9月の半ばに、憧れの「ゲーミングチェア」が我が家にやって来ました。
2. 私がゲーミングチェアに望んだ条件
① 購入サイト
ゲーミングチェアは、Amazonのサイトから選びました。なぜなら、夫の資金源が「Amazonギフトカード」だったからです(笑)
真剣に探してみると、一口に「ゲーミングチェア」といってもいろいろあると知りました。
安いものならば1万円弱くらいから購入することができ、高価なものは4~5万円という価格帯が、Amazonのサイトのラインナップでした。
② 予算
予算は、2万円前後、というのが至上命令でした。もちろん、「どうしてもこれでなきゃダメだ!」とゴネるか、自分で足すかすれば、予算は応相談というところだったかもしれません。
ところが、そもそも相場がわからない、というのがあって、メーカーが違っても、形状はほぼ同じ…みたいなところから、「元になるメーカー」みたいなのがあって、他はその「類似品」的な感じなのかな、とも思っていました。ぶっちゃけ、なんでもいいかなぁ~というところでした。
それにこの先、(自分の年齢的に)10年20年使うものでもないので、このあたり(予算2万円)が妥当かなという気もしました。
③ 必要な機能
ゲーミングチェアを比較してみると、いろいろな機能があることに気づきました。値段が安いと思っても、ある機能がついていない。この機能を優先すると、予算をオーバーする、ということに気づいたので、一旦欲しい機能をリストアップしてみました。
などです。
女性用、前傾チルド、色がピンク、なども魅力的ではありましたが、これを採用すると、他の機能がついていない、などあったので、諦めることにしました。
④ 最終的に購入したもの
最終的に決めたのは、コレです(特にオススメというわけではないのですが、ご参考までに)
↓
SWOLOL ゲーミングチェア オットマン付き ゲーム用チェア フル装備 多機能 ハイパフォーマンス ウレタン採用 耐重150kg 静音キャスター (黒)
3. 買ってから気づいたこと(外観・組み立て)
購入してから気づいたことも多かったです。
① とにかくデカくて、重い!
箱で届いたのですが、「デカっ!」が第一印象でした。玄関外に箱を置いていただいたので、玄関の中に入れるときに「重っ!」と思いました。
滑り止め付の軍手の力でなんとか玄関に運び入れると、箱が廊下の幅ギリギリです。
② 組み立ては意外と簡単
平日の午後に届いたので、一人で組み立てたのですが、大体30分弱くらいで完成しました。
一個一個のパーツが重いので、組み立てるのにもち上げるのが大変でしたが、滑り付き止めの軍手でなんとか持ち上げることができました。
一人でもできないことはないですが、腕は筋肉痛になります。
4. 使ってみて気づいたこと(使用感)
結論、買ってよかったな、と思っています。腰痛や肩こりは、改善とまではいきませんが、これは「椅子」という要因に加えて、「運動する」という自己努力も必要だからです。それ以外の外的要因という部分で、使用感をお伝えします。
① リクライニング最高! 仮眠をとる、気分を変える
仕様書にはリクライニング180度まで可能、とありますが、正直そこまで倒すと後ろにひっくりかえりそうな感覚があって、怖いです。でも120度くらいまで倒すだけでも、仮眠を取るのに楽なところがすごく良いです。
また、PC作業をしていると前傾になることが多いので、リクライニングで背の角度を変えて、伸びをしたり、姿勢を変えたりするのにもとても便利です。
② なにはなくともオットマン
作業していて疲れると、なんかひざを立てたくなったりするの、私だけでしょうか。ちょっと休憩するとき、お茶を飲む時、本を読んだり、調べものをしたりするとき、オットマンを出して、ひざをたてると、ちょっとホッと一息つくのに、すごーく良い、と気づきました。
③ オットマンとルルドで、なんちゃってマッサージチェアに変身
個人的な発見ですが、リクライニングを倒して、オットマンを出し、腰にルルド(マッサージクッション)を置いて、なんちゃってマッサージチェアみたいにして使うのが気に入っています。
ルルドは約15分で1回切れるので、仮眠にも休憩にもちょうど良い時間です。
④ 地味にイイ味を出す、ひじかけの上下調節
リクライニングやオットマンのような「派手な、わかりやすい効果」ではないですが、地味にイイ味を出しているのが「ひじかけの上下調節」です。
普段の作業中には、ひじかけにはひじをついていないのですが、ふとした時にひじを置く、という時。ちょっと高めの位置に置くことで、腕や肩が結構楽だったりすることに気づきました。
⑤ 「脱力」を可能にした、「高反発ヘッドレスト」
ゲーミングチェアに変えたことで、一番劇的な変化をもたらしたのは、この「ヘッドレスト」なのではないか、と思います。
前の椅子は、背もたれが大体「肩甲骨のあたり」までの高さしかなかったので、背をもたれかけても「頭」は宙に浮いた状態(もちろん、胴体とつながってはいるのですが)。
けれど、ゲーミングチェアにしたことで、「高反発ヘッドレスト」のおかげで、うしろに持たれると、ヘッドレストが首も頭もすべてささえてくれて、文字通り「脱力する」ことが可能となりました。
これによって、首への負担がかなり楽になるので、肩こりや頭痛も、「起きにくくなった」かもしれないと思います。
5. マイナス要素があるとすれば…
とはいえ、100点満点とはいえない、というのが正直な気持ちです。
① 足がつかない
これは、メーカーさん側の責任ではなく、私の身体的な問題なのです。153センチの私の身長だと、椅子を最大限下げた位置にしても、足裏がぴったりと地面に着く、という状態にならないのです。下に台を置くかなにかしようかなーと思いつつ、とりあえずそのまです。
② デカいので部屋の面積を喰う
これも、わかっていたことではありますが、「椅子」の存在感が半端ないです。
③ 机と合わない
これも、しょうがないのですが、机が「木製のなんちゃってアンティーク風」なのに、近未来的なゲーミングチェアがどーんとあると、見てくれもちぐはぐです。また、机との高さがいまいち合ってないので、キーボード作業が続くと、やはり肩こりや腕が痛くなったりはします。
6. 結論
とはいうものの、トータルでは、やはり「買ってよかったな」と思います。クッションの座り心地は良いですし、仮眠をとるにも、起きた後作業にとりかかるアイドリング時間が短くなりました(ソファや布団で寝てしまうと、なかなか復帰できない)。
購入の際に、可能ならば実物を見て、座り心地など実際に感じてみてからの方がいいかなと思います。購入を検討しているものと同一商品でなくても、高さや座り心地、リクライニングの傾斜など、比較検討の参考になるかなと思います。
<おまけ>
唐突にゲーミングチェアの記事を上げたのは、朝活でご一緒しているTさんが、「椅子についてのブログを書きたいので、ゲーミングチェアの感想を教えて欲しい」とおっしゃっていたからでした。
構成もあまりしっかり考えず、推敲もほとんどしていない状況(そのうちリライトするかも)ではありますが、Tさん、たった一人のために書かせていただいた記事です。参考になればうれしいです。
また、なかなかnoteの記事を更新することができなかった私にも、良いきっかけをいただきました。Tさんに感謝です。
Tさん以外の方も、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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