見出し画像

#3 我が家にゲーミングチェアがやって来た!~たった一人のために~

2022年夏。我が家に…というか、私の仕事部屋に「ゲーミングチェア」がやってきました。ゲーミングチェアの登場で、私の生活は激変しました。それまでは、なんちゃって勉強机みたいな木製のデスクに、アンティーク風の木製の椅子という長時間の作業には適さない環境だったのです。さて、私の生活にどのような変化があったのでしょうか。

1. 直接の購入動機

2021年は、zoomでのオンライン講座をサポートする、という業務もあって、実際の講義の際のオブザーバーや自身に割り当てられた講義の登壇など、zoomを使っての業務が多くなりました。

そして、年末には、PCでの作業がかなり増えて、クリスマスも土日もお正月も返上して、PCで作業する、という日々でした。

1日6時間から8時間は確実に机に向かってPC作業をしていたため、肩・腰・目の痛みはもちろんのこと、頭痛も起きるようになりました。不自然な姿勢によるものと思い、接骨院に通ったりしました。

もちろん、一時的にはよくなりますが、根本的な解決ではありません。夫がみかねたのか、「クレジットカードで貯まったポイントで、椅子を買ってあげるから、欲しいものを探しておいて」と言ってくれたのです。

こうして、9月の半ばに、憧れの「ゲーミングチェア」が我が家にやって来ました。

2. 私がゲーミングチェアに望んだ条件

① 購入サイト

ゲーミングチェアは、Amazonのサイトから選びました。なぜなら、夫の資金源が「Amazonギフトカード」だったからです(笑)

真剣に探してみると、一口に「ゲーミングチェア」といってもいろいろあると知りました。

安いものならば1万円弱くらいから購入することができ、高価なものは4~5万円という価格帯が、Amazonのサイトのラインナップでした。

② 予算


予算は、2万円前後、というのが至上命令でした。もちろん、「どうしてもこれでなきゃダメだ!」とゴネるか、自分で足すかすれば、予算は応相談というところだったかもしれません。

ところが、そもそも相場がわからない、というのがあって、メーカーが違っても、形状はほぼ同じ…みたいなところから、「元になるメーカー」みたいなのがあって、他はその「類似品」的な感じなのかな、とも思っていました。ぶっちゃけ、なんでもいいかなぁ~というところでした。

それにこの先、(自分の年齢的に)10年20年使うものでもないので、このあたり(予算2万円)が妥当かなという気もしました。

③ 必要な機能

ゲーミングチェアを比較してみると、いろいろな機能があることに気づきました。値段が安いと思っても、ある機能がついていない。この機能を優先すると、予算をオーバーする、ということに気づいたので、一旦欲しい機能をリストアップしてみました。

・リクライニングができる
・ひじかけが上下調節できる
・オットマンがついている
・腰にクッションがついている

などです。
女性用、前傾チルド、色がピンク、なども魅力的ではありましたが、これを採用すると、他の機能がついていない、などあったので、諦めることにしました。

④ 最終的に購入したもの

最終的に決めたのは、コレです(特にオススメというわけではないのですが、ご参考までに)
 ↓

SWOLOL ゲーミングチェア オットマン付き ゲーム用チェア フル装備 多機能 ハイパフォーマンス ウレタン採用 耐重150kg 静音キャスター (黒)

3. 買ってから気づいたこと(外観・組み立て)

購入してから気づいたことも多かったです。

① とにかくデカくて、重い!

箱で届いたのですが、「デカっ!」が第一印象でした。玄関外に箱を置いていただいたので、玄関の中に入れるときに「重っ!」と思いました。

滑り止め付の軍手の力でなんとか玄関に運び入れると、箱が廊下の幅ギリギリです。

② 組み立ては意外と簡単

平日の午後に届いたので、一人で組み立てたのですが、大体30分弱くらいで完成しました。

一個一個のパーツが重いので、組み立てるのにもち上げるのが大変でしたが、滑り付き止めの軍手でなんとか持ち上げることができました。

一人でもできないことはないですが、腕は筋肉痛になります。

4. 使ってみて気づいたこと(使用感)

結論、買ってよかったな、と思っています。腰痛や肩こりは、改善とまではいきませんが、これは「椅子」という要因に加えて、「運動する」という自己努力も必要だからです。それ以外の外的要因という部分で、使用感をお伝えします。

① リクライニング最高! 仮眠をとる、気分を変える

仕様書にはリクライニング180度まで可能、とありますが、正直そこまで倒すと後ろにひっくりかえりそうな感覚があって、怖いです。でも120度くらいまで倒すだけでも、仮眠を取るのに楽なところがすごく良いです。

また、PC作業をしていると前傾になることが多いので、リクライニングで背の角度を変えて、伸びをしたり、姿勢を変えたりするのにもとても便利です。

② なにはなくともオットマン

作業していて疲れると、なんかひざを立てたくなったりするの、私だけでしょうか。ちょっと休憩するとき、お茶を飲む時、本を読んだり、調べものをしたりするとき、オットマンを出して、ひざをたてると、ちょっとホッと一息つくのに、すごーく良い、と気づきました。

③ オットマンとルルドで、なんちゃってマッサージチェアに変身

個人的な発見ですが、リクライニングを倒して、オットマンを出し、腰にルルド(マッサージクッション)を置いて、なんちゃってマッサージチェアみたいにして使うのが気に入っています。

ルルドは約15分で1回切れるので、仮眠にも休憩にもちょうど良い時間です。

④ 地味にイイ味を出す、ひじかけの上下調節

リクライニングやオットマンのような「派手な、わかりやすい効果」ではないですが、地味にイイ味を出しているのが「ひじかけの上下調節」です。

普段の作業中には、ひじかけにはひじをついていないのですが、ふとした時にひじを置く、という時。ちょっと高めの位置に置くことで、腕や肩が結構楽だったりすることに気づきました。

⑤ 「脱力」を可能にした、「高反発ヘッドレスト」

ゲーミングチェアに変えたことで、一番劇的な変化をもたらしたのは、この「ヘッドレスト」なのではないか、と思います。 

前の椅子は、背もたれが大体「肩甲骨のあたり」までの高さしかなかったので、背をもたれかけても「頭」は宙に浮いた状態(もちろん、胴体とつながってはいるのですが)。

けれど、ゲーミングチェアにしたことで、「高反発ヘッドレスト」のおかげで、うしろに持たれると、ヘッドレストが首も頭もすべてささえてくれて、文字通り「脱力する」ことが可能となりました。

これによって、首への負担がかなり楽になるので、肩こりや頭痛も、「起きにくくなった」かもしれないと思います。

5. マイナス要素があるとすれば…

とはいえ、100点満点とはいえない、というのが正直な気持ちです。

① 足がつかない

これは、メーカーさん側の責任ではなく、私の身体的な問題なのです。153センチの私の身長だと、椅子を最大限下げた位置にしても、足裏がぴったりと地面に着く、という状態にならないのです。下に台を置くかなにかしようかなーと思いつつ、とりあえずそのまです。

② デカいので部屋の面積を喰う

これも、わかっていたことではありますが、「椅子」の存在感が半端ないです。

③ 机と合わない

これも、しょうがないのですが、机が「木製のなんちゃってアンティーク風」なのに、近未来的なゲーミングチェアがどーんとあると、見てくれもちぐはぐです。また、机との高さがいまいち合ってないので、キーボード作業が続くと、やはり肩こりや腕が痛くなったりはします。

6. 結論

とはいうものの、トータルでは、やはり「買ってよかったな」と思います。クッションの座り心地は良いですし、仮眠をとるにも、起きた後作業にとりかかるアイドリング時間が短くなりました(ソファや布団で寝てしまうと、なかなか復帰できない)。

購入の際に、可能ならば実物を見て、座り心地など実際に感じてみてからの方がいいかなと思います。購入を検討しているものと同一商品でなくても、高さや座り心地、リクライニングの傾斜など、比較検討の参考になるかなと思います。

<おまけ>

唐突にゲーミングチェアの記事を上げたのは、朝活でご一緒しているTさんが、「椅子についてのブログを書きたいので、ゲーミングチェアの感想を教えて欲しい」とおっしゃっていたからでした。

構成もあまりしっかり考えず、推敲もほとんどしていない状況(そのうちリライトするかも)ではありますが、Tさん、たった一人のために書かせていただいた記事です。参考になればうれしいです。

また、なかなかnoteの記事を更新することができなかった私にも、良いきっかけをいただきました。Tさんに感謝です。

Tさん以外の方も、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?