マーケティングトレースの型を3つに分類してみた-トレースの参考になる記事まとめ-
マーケティングトレースをやってみたい!けど、まとめ方がわからない・・・という方に向けた記事を書いてみました!
マーケティングトレースという言葉を使っていなくても、参考になるマーケティング分析がたくさん出てきています。(本当に恵まれている時代!SNS万歳!)
自分も日々、みなさんの分析・トレース記事から学ばせてもらっています!
様々な分析記事を読んでいるうちに思ったこと。
マーケティングトレースのアウトプット方法は3つに分類できるのではないか?ということ。
トレースの型を3分類に整理すると↓
①1社集中トレース(この中でも2つに分かれる)
②類似企業比較トレース(同業界比較)
③改善踏み込みトレース
最初に、この3つの中でどの型で分析するかを決めると、マーケティングトレースも取り組みやすいかもしれない?と考えています。
この3分類について、参考になる記事をご紹介させて頂きながら詳細を説明していきます。
①1社集中トレース
これは王道の分析方法。
自分もほとんどこの型でトレースをしています。
好きな企業、気になっている企業、カンブリア宮殿で特集されている企業などをピックアップして、その企業のマーケティング戦略をトレースしてみるというシンプルな流れです。
1社に集中してトレースする場合は、その企業の経営戦略まで深く分析するか、特定のマーケティング施策に特化して分析する2つの方法がありそうです。
パターンⅠ.統合的に分析
財務(IR)視点×マーケティング視点×組織視点を掛け合わせて統合的に分析。
参考になるのは、才流(サイル)代表の栗原さんの記事です。
こちらで分析されているグレイステクノロジーはビジネスモデル・マーケティング戦略ともに面白い!
統合的に分析する際のポイントは、小東さんがマーケティングトレース初心者向け記事をまとめてくれているので、ぜひ読んで頂きたいです!
パターンⅡ.特定のマーケティング施策に特化
視点を決めて、専門的に分析する切り口もあります。
osakiさんの広報トレース(広報視点に特化した分析)事例!
専門的に分析をする事例として、他にも参考になる記事を紹介します。
デザイン視点:大嶋たいとさんのデザイン視点の分析(メルカリ)
IR視点:ZOZO主要ユーザーは実はファッション興味ない層。ZOZOTOWNユーザーを徹底分析。
マーケティング分析といっても捉える視点は様々。
まずは、自分の専門的視点で分析→全体に繋げるという順番だとマーケティングトレースも進めやすいかもしれないと考えています。
②類似企業比較トレース
競合や類似企業を同時にトレースして、比較分析をしている分析事例もよく見かけます。
比較軸があるので、読んでいてもわかりやすい!
こちらは、スマートニュースとグノシーを比較分析している記事。(経営メンバーまでトレースされていて面白い!)
また、ファッション業界のスペシャリスト深地さんの分析は必読です!
例えば、芸能人初のブランドに特化した分析記事。業界に精通している方の、深く鋭い分析はとても参考になります!
自分の得意な業界で、複数のテーマ企業を用意してトレースすると、分析に深みがでる&発見が多いかもしれないですね!
③改善踏み込みトレース
最後は、具体的な改善施策まで踏み込んだ分析です。
トレースの手法は①の1社集中トレースと同じですが、アウトプットがより踏み込んだものになります。
こちらは、求人原稿の分析ですが、求人原稿の改善点が具体的に書かれている。(これ無料でやってしまうのすごい・・・)
また、澁谷さんのこちらのマーケティングトレースは、具体的な改善アイデアまで出しています。
七味唐辛子のサブスクリプションギフトというアイデアが記事内で紹介されています。
マーケティングトレースの目的は、自分がこの企業のマーケティング責任者だったらどうする?という問いに答えることです。
なので、可能な限り、踏み込んでアクションプランまで落としたいですね!
まとめ
マーケティングトレースの型に関して参考記事をもとに、3つに分類してみました。
実施する前に、どの型でトレースしてまとめるか?を考えておくと、スムーズにマーケティングトレースに取り組むことができるのではないかと考えています!
ぜひ、マーケティングトレース実施してみたよ!という方は、 #マーケティングトレース でTweetやnoteで紹介して頂けると嬉しいです!
マーケティングトレースのFacebookグループでは、様々な分析事例を紹介しあえるようなコミュニティを形成していきたいと考えています。ご興味ある方は申請お待ちしています!