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写真の記憶

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日々、写真。アウトドアと暮らし。國分知貴の写真紀行。写真記録でありフォトエッセイ。単写真ではなくストーリーとしての写真、言葉をのせます。
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#道東

#12 「春に誘われて」 2022.3月

春を感じた午前中。 カイの散歩がてら湖まで行くと、ベタナギ。 藻琴山が鏡のように湖面に映る…

#11 「日々を拾って集めて」 2022.2月

 どうやら2月はかなり力んでいたようだ。なんとなくふんわりとした「日々の写真」というのが…

#9 「近くて遠い斜里岳trip 出会いとメンバー編」 2022.2月

構想2年。 ようやく実行まであと数日のところまできた。 斜里岳の懐に約5日ベースを張り、ま…

#8 「厳冬斜里岳北西尾根」 2022.2月

1日目 定番となりつつ遅刻をかまし、もはや予定どおり予定を遅らせる。 「今日は明るいうちに…

#7 「日々を拾って集めて」 2022.1月

ネットやSNSにアップされるのは 力の入った写真ばかりが並びがちだ。 仕事もしているから、仕…

#6 「ダイヤモンドダスト」 2022.1月

 この日もいつもの場所へ。この時期になると、どうしても「風・気温・光」を頭の中でイメージ…

#5 「犬と山と滑走」 2022.1月

 日の出前。時刻は5:00。目覚まし時計のスヌーズ誘惑をふりはらい、山への誘惑に身を委ねる。2種類のテルモスにそれぞれお湯と珈琲を注ぐ。まだ外は暗い。  道具を車へ放り込み、いつものようにカイを助手席にひょいと乗せる。車を走らせるのは家から15分。お気に入り斜面へ。なにがお気に入りかって、1本滑っても9:30に帰宅して、その後仕事もできるだ。この環境に今日も感謝したい。  カイを連れての滑走は初めてのこと。歩くのはいつものことでなんてことはないが(はずだが)、滑ったあとど

#4 「万能な藻琴山」 2022.1月

 辺りは真っ暗。朝5:20。目的を抱えて藻琴山へと入った。 目的1. ガイドツアーの下見 目的2…

#3 「摩周湖と外輪」 2022.1月

 用事を済ませた中標津からの帰り道。こんな天気の日はのんびり歩きに行こう。と摩周湖へと車…

#2 「男2人犬2頭の西別岳」 2022.1月

 標茶町の端っこに犬4頭と暮らす男がいる。移住してまだそう経っていない。彼は写真家を志す…

#1 「-25℃の町の山から」 2022.1月

 恒例となりつつある元旦ハイク。選んだ場所は今年も「町の山」だ。町の山と思っているのだが…

2021年11月を写真でふりかえる

 2021年も残り2日となった。「大掃除」。これ、皆さんしているだろうか。どこまで掃除するか…

2021年10月を写真でふりかえる

 今朝、車にボロボロの船を乗せて釧路方面へと走らせた。しばらくの間外に放置され続けたシー…

2021年9月を写真でふりかえる

 さて、9月をふりかえる。PCをふとももの上に置いている今は11月も下旬。ガイド事務所の冬仕舞いも済ませて、いよいよ冬本番に入るといったところだ。事務所で使用していた対流式の円筒ストーブに火をつけ、部屋を温める。FFより暖かいんじゃないだろうか。上には鍋を置き水を張り、そこで缶詰のつまみを温め酒を飲む。その横で犬が眠る。良い時間。  この季節はいつも一度足をとめて考えてしまう。自然なことだが意図的でもある。冬をどう過ごすか、どのように仕事をするか、来季はどうするか。やりたか