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ごく普通の小学校から変わった中学校に進学した記〜その5 小学5・6年生の時〜

⤴︎前回です。最初から読みたい人はマガジンの方からよろしくお願いします!

前回は「まるもふびより」と作曲(作詞もしていましたよ)に救われたという話でした。相変わらず小学校はどん底だったので、このまま地元の中学校に行くわけにはいかない。なんと・・・

中学受験をすることを決めました!

普通は3年生から始める通信教材をはじめ(5年生からなので当然遅れる,)塾に行かず(なんでだ?)、ぼちぼち。

第一志望校はすぐ決まりました。母の母校で、古くて、自然が残っていて・・・

1番大きかったのは、女子校だからということです。嫌がらせはたいてい男子からだったので男子が怖かったんでしょうね。今からしたら「そんなん偏見やん」って思うけど。それに、(女子からの嫌がらせもあったわけで)そんな考え方では根本的な解決にはならない。

でも,「公立じゃないとこに行けば大丈夫」と思い続けました。

でも、結構経ってから分かったんです・・・そこがめちゃくちゃ難しい学校だったということを・・・

半年後には、完全に諦めていました。でも,諦めたことは言えない。自分から言い出したし。

それともう一つ。勉強も楽しくなってたんです。勉強してない時は、小学校のこととか頭の中を巡ってきて、もう無理。でも,勉強してれば忘れられるから幸せでした。

でも勉強もしんどくなって、なんとなく過ごし、無駄とも言える時間が過ぎていきました。

6年の6月に、塾選びを始めました。8月の夏期講習で入塾し、志望校も最初のまま勉強を続けました。なんでやねん。ええ学校、他にもあるやろ。

できない宿題が多すぎて、そのうち量とか時間の問題ではなくて。全く何一つ勉強ができなくなり・・・・どんどん成績が悪くなっていきました。

その頃になったら、親に連れられて、学校見学に行きました。

たくさん行ったよ。

まず一つ目(女子校で、元からの第一志望)。何だか,居心地がいい。母の母校だからかな。ここに来たい,やっぱり。でも無理。偏差値、あと15上げないといけないんだ・・・

二つ目(実際行くことになった公立)。文化祭だったけど、雨。先輩の雰囲気が軽い気がして、おまけにマナーも悪いように思って「受けない(受験しない)」と即答。

3つ目より後は,ほとんど覚えていませんが、「ここでもいいかな」と思ったところばかり。でも,二つ目を含めて最初から決めていた第一志望以外、家から遠かったので、やっぱり、第一志望がいい。と思いました。

学校も,友達が1人もおらず、菌扱いされて、ずっと嫌だった。もっとひどくなるのが嫌で、休み時間に勉強なんかしなかった。

気がついたら3月。卒業式。笑ってた。

ーーーーーやっと,ここから出られる。

受験は、私学の女子校2つ、国立と公立の共学ひとつずつ受けました。女子校一つと(第一志望の方じゃない)公立の共学に受かって、、、

結局公立の共学に行くことにしました。私学の女子校の方は、靴下の長さだの女っぽさだの色々うるさいんで・・・性別にとらわれない考え方の友樹には馴染めないと思いました。ここに行ったら、絶対、後悔する。

行くことになった学校の(変わった中学校)パンフレットを見てみたら、結構、変わった学校なんです。面白そう。そして勘づきます。

ーーーここには、普通というものもない。

だから,いじめも存在しない。

入学式、そしてその後、どうなったか。次回に続きます。