元福島県議会議員 本田朋

スイスアメリカン大学、米国サフォーク大学、英国ウェストミンスター大学大学院卒(外交政策…

元福島県議会議員 本田朋

スイスアメリカン大学、米国サフォーク大学、英国ウェストミンスター大学大学院卒(外交政策)を経てフランスEDCパリビジネススクールMBA、商社等に勤務しストラスブール、パリ、フランクフルト、シュトゥットガルトに駐在。海外在住12年余。現在は都内外資系企業部長職。世界70ヶ国余歴訪。

最近の記事

学友へ最後の挨拶

数ある友情や人間関係の中でもやはり共に学んだ学友というのは格別な関係だと思う。それもフランス留学時代、だから25年以上前のパリの同級生というのは更に特別だ。私は日本からの留学生で彼はオーストラリアからの留学生。そして私達はクラスメイトでもありパリでアパートを共有するハウスメイトにもなったので1年半程ほぼほぼ毎日顔を合わせていた事になる。 よくクレール通りのカフェで語らい、ジョルジュサンクで映画を見たり夜遊びした思い出は数知れず、2人であちこちフランス国内週末旅行、イタリアやス

    • 2021冬季コロナ禍のヨーロッパへ/フランス・ドイツ・デンマーク

      2020年年明けから世界中で猛威を振るっているコロナウィルスことCovie-19。このウィルスのパンデミック(大流行)は未だ止まる事を知らない。2021年11月に確認されたオミクロン株は、その強烈な感染力により欧州で最多感染者数を記録する等、その勢いを増しているかのようである。 小生は社用の為、2021年11月2日から6週間にわたってコロナ禍の脅威に晒されている欧州に出張する機会があった。フランスのパリとストラスブールでMBA留学時代の同窓会に参加、その後はドイツに陸路で移

      • 2021年コロナ禍明けのフランスへ

        2021/11/4 パリに無事到着🇫🇷 羽田発パリ行エールフランス便は私を含めて乗客はたぶん30人いかないくらいで、機内はガラガラで超ソーシャルディスタンス。その分フライトアテンダントの方も超リラックスモードでいつもよりかなり放っておかれた気が… 現地着陸時間19:05 人数が少ない為にすぐ降機。 19:20 入国審査(これが意外にアッサリでパスポートだけ見ておしまい、用意しておいたさいたま市のワクチンパスポート、羽田空港で取得した陰性証明書も提示無し。羽田空港でエールフラ

        • Public Lab 「パブラボの第2回パブリックで輝くひと」に取り上げて頂きました

          パブリック人材の日々の活動とキャリアを応援するPublic Lab 「パブラボの第2回パブリックで輝くひと」に取り上げて頂き、台東区議会議員でWOMANSHIFT 代表の本目さよさん、目黒区議会議員の田添麻友さんにインタビューして頂きました。真剣に政策と政治に取り組むお二人がとても話しやすかったです。議員のセカンドキャリアについてのちょっとしたサゼッションと思ってご笑覧頂ければ幸いです。 https://publab.jp/2021/08/29/3276/?fbclid=I

          オランダの女の子と文通していた田舎の公立高校生1990年〜2021年現在

          私が田舎の公立高校生だった1990年の夏、一年の時に福島県に欧州各国から高校教員達の視察団が来て福島県内の高校を訪問した事があった。 その時、私はなぜかは忘れたが、欧州訪問団歓迎夕食会レセプションに生徒代表かなんかで出席させて頂いた。 その時、隣に座って仲良くなったオランダの先生から「あなたと同じ歳の私の生徒と英語で文通をしませんか?」と声をかけられた。 私は、辞書を引き引き英語を書いて文通するなんて大変だと思い No, No, No Thank you! とアタフタ

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          祖父とロシアとデジタルの力

          私の祖父は1900年生まれで戦時中は軍医として従軍し、終戦後はシベリア抑留を経験しました。 子供の時、私は祖父からシベリアでの武勇伝をよく聞いたものでした。 ただ、不思議と祖父の口からロシアやロシア兵の悪口は聞いたことがありませんでした。 時は流れ、私は海外留学し、スイスやアメリカの大学では学生寮に一時期入りました。そこで同じく留学していた、多くのロシア人や他の旧ソ連の学生と友人になりました。 当時は学生会館や寮でのホームパーティーが主流で金曜夜などは夜通しロシアのポ

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          東日本大震災から10年

          2021年3月11日 東日本大震災から10年 緊急事態宣言下ですが、今朝も何気ない、晴れた東京の朝でした。 10年前、2011年3月11日の朝もそういえばいつもと変わりない朝でした。あの日、目覚めた瞬間のあの時の自分に、もう一度会う事が出来たら、なんと声をかけるだろう、稀にそんな空想をします。 あの何気ない朝が、人生を大きく変える日の朝になりました。 当時の私は福島県議会議員、あの日は3月県議会定例会常任委員会で、農林水産委員だった私は午前中に現地調査を終えて帰庁し

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          9.11あの日 2001年9月11日フランクフルト

          2001年9月11日に何をしていたか覚えている人はたくさんいるのではないでしょうか。 アメリカ同時多発テロ。アメリカンとユナイテッド航空機がワールドトレードセンターに突っ込んでいく映像は全世界の人に大きな衝撃を与えました。 2001年9月はドイツのフランクフルトで私が商社マンとして勤務を開始した月でもありました。 フランクフルト市内ヴィリー・ブラント広場駅徒歩1分のオフィス街に職場があり、欧州中央銀行(後に移転、現ユーロタワー)の隣のビルに勤務していました。 この日はなぜか

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          なぜきみは国会議員になれなかったのか 2020年10月 東京

          こんにちは。本田朋です。 コロナ禍ですっかり映画館に映画を観に行く事がなくなりましたが、「感動するから見てみて」と友人に勧められて先日、総務省官僚から衆議院議員に転じた小川淳也代議士にフォーカスした政治・選挙ドキュメンタリー「なぜ君は総理大臣になれないのか」を観てきました。 かつて自らも一時期、政治の世界に身を置いた者として、この映画に散りばめられたメッセージが凄く腑に落ちました。 議員の娘さんが一生懸命に商店街で全く選挙に興味のない市民を相手にビラを配るシーンや小川議員が心

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          ドイツで初めて髪を切る シュトゥットガルト 2003年春

          そういえばドイツに来て2年弱、髪をドイツで切った事がない。フランクフルト時代はほぼ毎月パリに戻っていたので、7区のクレール通りにあった英語が話せる陽気なフランス人親父の美容室に行っていたのだが、もはやパリに行く用事は一つもなくなってしまった。 髪もボサボサ伸びてくると手入れも大変だし面倒だ。そろそろ潮時かなと思うが、しかし英語を話せる床屋か美容室なんてシュトゥットガルトにあるのかな?ドイツ語で理想の髪型を色々指示する自信がない。 などと逡巡しているうちに数ヶ月、ちょっとし

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