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なぜきみは国会議員になれなかったのか 2020年10月 東京

こんにちは。本田朋です。
コロナ禍ですっかり映画館に映画を観に行く事がなくなりましたが、「感動するから見てみて」と友人に勧められて先日、総務省官僚から衆議院議員に転じた小川淳也代議士にフォーカスした政治・選挙ドキュメンタリー「なぜ君は総理大臣になれないのか」を観てきました。
かつて自らも一時期、政治の世界に身を置いた者として、この映画に散りばめられたメッセージが凄く腑に落ちました。
議員の娘さんが一生懸命に商店街で全く選挙に興味のない市民を相手にビラを配るシーンや小川議員が心ない言葉を浴びせられる選挙運動のシーン、所属政党で悩むシーンには私も眼が潤みました。
このような厳しい状況でも尚、小川さんが政治への情熱を燃やし続ける事が出来るのか、小川代議士の思いに打たれ、翻ってなぜ自分が政治の世界で大成出来なかったのか、納得する事が出来たような気がしました。
結局、やはり自分は政治に対してそこまでの情熱を燃やす事が出来なかった。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を現場の議員として最前線で対応し、疲弊し、心が疲れ切ってしまった。そしてどこかで政治への情熱や政策へのパッションが尽きてしまった事を再認識する事が出来て、少しこの映画に救われた気持ちになりました。
映画の中のセリフにもありましたが、まあ、私には「政治が向いてなかった」という事に尽きるのだと改めて思いました。
国会議員を目指してドイツから帰国し、最初のステップとして挑戦した県議会議員選挙で当選し、最年少議員として、恵まれた政界デビューを果たしました。しかし結局は自らの能力不足で国会議員になる事は出来ませんでした。選挙や政治なんか関わらなければ良かったと、人生の選択を悔やんだ時期もありましたが、今は、清々しいまでの失敗だったとスッキリした気持ちでいます。
アベマのしくじり先生でも見るつもりで、気軽にこのブログも読んで頂ければ幸いです。テーマはなぜ私は国会議員になれなかったのか。政治家として大成出来なかった議員半生、過去の海外生活含めて今後このブログで振り返っていきたいと思います。ご笑覧ください。

続く


#福島県議会 #なぜ君は総理大臣になれないのか #小川淳也 #大島新  

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