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【スポーツ留学】 #1 コロンビア大学でのスポーツ経営学って?

こちらのブログでは主に私が進学するコロンビア大学スポーツ経営修士課程(Master of Science in Sports Management)での学びなどを書いていきたいと思います。

余りスポーツ経営学での留学の認知度が日本で高くないこともあり(自分も情報集めに苦労しました)、少しでもこういった選択肢があるということをお伝えできればと思います。

今は授業に入る前なので、比較的余裕ぶって書いてますが、いざ始まると、恐らくヒーヒー言ってると思いますので、気軽に書いていきたいと思います。

1. スポーツ経営学って?

英語ではSports Managentと書きますが、簡単にいえばスポーツビジネスにまつわることの一切合切を勉強する分野となります。

日本では余り馴染みがない分野ですが、アメリカでは結構多くの学校にてプログラムがあり、スポーツ系の進路を取りたい学生の選択肢として存在しています。

<米国内スポーツ経営学プログラム一覧:NASSM / Sport Management Programs: United States: Master's>

https://www.nassm.com/node/129

学校によりプログラムの特色があり、スポーツビジネスを幅広く学ぶものから、スポーツ経済学の研究、スポーツ関連の起業、といったものまであり、

ひとえにスポーツビジネスと言っても多くの選択肢があり、アメリカではいかにスポーツがビジネスとしてしっかり捉えれられ、裾野が広いかがお分かり頂けると思います。

ちなみに、日本でも学べないことはなく、「日本 スポーツビジネス 大学」と検索したら、以下サイトにたどり着きました。有名どころだと、早稲田大学でしょうか?


2. コロンビア大学って?

私が通うことになるコロンビア大学ですが、説明するのが少々手間なので、すいませんが、Wikipediaから拝借しました。

アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市に本部を置く私立総合大学で、米国東海岸に位置する8つの最難関エリート校の総称「アイビー・リーグ」の一校。各種大学ランキングでつねに最上位に位置する全米屈指の名門校で、全米で5番目に古い大学である。イギリス植民地時代に英国国王の勅許により創立されたキングズ・カレッジが起源。「コロンビア」は北米大陸を指す雅語で、正式名称は Columbia University in the City of New York。

幅広い分野で世界最高水準の研究が行われる拠点として100名を超すノーベル賞受賞者を出したほか、映画・文学など芸術分野も活発で、28名のアカデミー賞受賞者・90人超のピューリッツァー賞受賞者を輩出している。最近の著名な卒業生に第44代アメリカ大統領バラク・オバマなどがいる。

米国の大学でも特に学生の国際色が豊かなことで知られ、外国籍の学生比率は33%に達する。これまで34名の元留学生が世界各国で大統領・首相となった。留学生の出身国は延べ144カ国に上り、生存しているOBは世界189カ国で32万人を数える。

2018年現在の学生数は 32,429名、学部生の男女比は男性 48%・女性 52%。学部生の合格率は約5〜6%で、入学が全米最難関のグループに属する。2020年のU.S. Newsランキングでは、プリンストン大学、ハーバード大学に次いで全米第3位(4位はMITとイェール大学)。

キャンパスはニューヨーク・マンハッタンの北西部に位置し、校内の雰囲気はこんな感じです。都心の中にあるので、アメリカの大学にしては比較的こじんまりとした大学です。

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3. コロンビア大学のスポーツ経営修士課程って?

コロンビア大学はビジネス、国際政治、法律、ジャーナリズム等が有名ですが、私が通うスポーツ経営学は実は2006 年にできた比較的新しいプログラムになります(修士のみ)。

2020年ではスポーツビジネス大学院ランキングでは世界5位となっています。(採点項目が様々ありますが、「グローバル」「雇用(卒業後6ヶ月以内)」では1位、「平均給与」では」2位)

ひと学年は80名ほどで、在校生全体は合計約160名、その中で米国外からの学生(International Student)は約4割程おり、国としては17ヵ国から集まっている多様性に富んだプログラムです。

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4. 何が勉強できるの?

先述の学校の特色でいえば、バランス良くスポーツビジネスが学べるプログラムとなります。

以下をご覧頂ければお分かりのように、スポーツビジネスに必要な要素を幅広くカバーしているため、既にスポーツビジネスでキャリアを築いている方から、私のようなキャリアチェンジした方までが学べるものとなっています。

ビジネス教養的なものもあれば、スポーツ(ex. アメリカンフットボール、バスケットボール)や分野(ex. デジタル、分析、メディア)に特化したものもあり、

学生の意思・希望を可能な限り叶えることができるプログラムであると思います(私はこういったプログラムを持つ大学のみを受験していました)。

私の場合、以下3点においてコロンビア大学でスポーツビジネスを勉強することが、自身のキャリアプランともマッチしたため、同大学を選んだこととなります。

①ニューヨークの地の利
 − 多種多様なネットワークが構築できる(スポーツ以外も含め)
 − スポーツビジネス集積地であるため、一線級と交流できる
 − あらゆるプロスポーツが年間を通して開催される

②アイビーリーグに所属する学校
 − 教育とスポーツ双方の水準が高く、日本の大学のモデルとなれる
 − コロンビア大学の体育局で働けると日本でのキャリアにおいてプラス

③プログラム内容
 − スポーツビジネスへキャリアチェンジしやすいプログラム
 − 世界で一線級のスポーツビジネスの教養に触れることができる

前職で通り一遍のビジネス経験がありますが、専門性が求められるスポーツビジネスにおいては全くの門外漢であったため、

まずはしっかりとスポーツビジネスパーソンの足場固めがしたいネットワークを築きたい興味ある学生スポーツの現場経験したい、そんな希望を叶えてくれたのがコロンビア大学でのプログラムということになります。

この辺は面接等で大学側に説明しても大いに賛同してもらえ、大学と私のニーズが合致していたのかなと思います。


5. これから何を勉強していくか?

必修科目もあるため、おそらく最初の学期はそれらを受けていくことになります。

ただ、兼ねてからお話している通り、日本の学生スポーツに寄与していきたいという想いは持ち続けているため、そのために必要な科目や機会を意識的に選んでいく予定です。

コロンビア大学では、学生のキャリア構築・支援を行う部署や、学生のキャリアに応じた授業選びや学習方法等をサポートする部署があり(能動的に動けば、かなり手厚くやってくれます)、

それらを上手く活用しながら、貴重なこの学生期間を今後の人生においても価値あるものにしたいと思います。

ご参考までに、秋学期の時間割はこんな感じです。フルタイムの学生はここから4つの授業を選択します。

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まだ履修登録期間中なので未定ですが、私は以下4科目を履修予定です。

− Foundation of Sports Management
− Sports Facilities and Events Management
− Sports Accounting and Finance
− Sports Sponsorship and Sales

授業が始まり、余裕ができれば、また授業内容も書いていきたいと思います!

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