【詩】無題


電波で繋ぐ
本当に届いているのか
人工衛星よ

ワンクリックで届く愛
スワイプで知る熱意
AIが晴らしてくれる寂しさ

冷たい暖かさに
今日も助けられ
だけどどこかで本当を求めている

自分の人間臭さに
少しの嬉しさと古めかしさを感じる

どんな形だっていいんだ
僕の存在を証明するものがあるのなら
それでいいんだ

手首から流れる血液も
大きな決意と決別と
やっと知れた体温に
安堵を感じる

何が歪んでいるのか
誰が間違っているのか
そんなことわからないし
そんなもの存在するのか

ただ
どう生きるかは自分で選択できるんだ
それだけは
自由なんだ

ともですっ、最後までご覧頂き本当にありがとうございます^^