陽気も木陰求める〈陰陽の巻 其の壱)
みなさま いつもありがとうございます。
こんにちわ こんばんわ。
本日は陰陽というお題を綴らせて戴きます。
深めれば果てしない内容なので、時折時折でこのお題に触れていきたいと思っています。
私の考えでは、お題ひとつひとつにある鍵の部分に触れていただいて、一区切りを感じる段階の度、その鍵の記憶を持っていただきながら、新しい社会を創るお話を綴ろうと考えています。
お題お題で小難しい内容に思える方もいらっしゃると思いますが、お付き合い頂ければ幸いでございます。
陰陽という言葉を出すと宗教思想的や占いやと心離れる方もいらっしゃるとは思いますが、例えば人体にもある電解質の+(陽)-(陰)であったり。単純に日差しがある事で影が現れて。のような「身近な感覚」と照らし合わせながらお付き合い頂ければと思います。
普段は「曇りか」「雨か」と、太陽の明るい光を求めていても、今のような光のエネルギー溢れる猛暑となる時は木陰を求めるのが人間でございます。
おそらく。多くの人々が感覚的に「陰は暗くてネガティブ」「陽は明るくポジティブ」というイメージでしょう。正解です(笑)
ただし。陰陽の一部の要素です。この一部の要素が概念の全てになっている事で文明進歩はしたけど、対立や競争、苦しみや心の冷たい時代だったんですよ。という内容から綴ります。
人は先程の木陰の例えや、心身疲れた時に「マイナスイオン」求めるもので。何となく平和や穏やかさは「陰」の方が持っているのではないか?という感覚に気づく方もいらっしゃるのではないのでしょうか。
今回は陰陽のお話壱の巻という事で、陰と陽がそれぞれ持っている要素を書き出してみたいと思います。
陰はダメ、陽はヨシ。ではなく、「陰の中にある正負」「陽の中にある正負」を頭の片隅に置いてあるだけで、どこが和合の循環する生き方かが見えてくると思います。
そして陰陽ふたつのバランスで感情や現象が起こることを知れば、目で見える事の理解する角度を増やせます。
陽の性質が強く反映されていると思えば陽が強い分、陰の性質要素が同時に現象になるものです。
例えば陽で明るさ楽しさに制御がかからなくなれば、楽しいで気付かず傍若無人な心の冷たさを周囲に出していたり。様々な陰陽のバランスや要素の関わり合いがあります。
(この例の様に、概念の更新にも触れるお話ですので、自己の否定と感じてしまう方もいるかもしれませんがお付き合いしていただける方はお茶でも飲んでリラックスしてお付き合いください。)
陰
月 女性 影 遠心力 柔かい 太い 潤い 薄い 空間 静か 防御 消極的 穏やか 暗い 冷たい 協調 調和 包容 平和 精神・・・など
陽
太陽 男性 光 求心力 硬い 細い 渇き 濃い 時間 煩い 攻撃 積極的 賑やか 明るい 温かい 対立 不和 排除 戦争 物質・・・など
簡単にですが、この様に言葉にして陰陽が持つ要素を並べてみると、楽しく、明るく、ポジティブにという短絡的な概念に執着して偏りすぎてしまう事によって、争いや対立不和、排他、戦争のような競争原理の極りが起こることも見えてきます。
だからといって、陰が全てかと言えば、自分防御、保身の諦めや冷めた態度となり、自己否定を拒む鎧を着てしまい成長が閉ざされます。その上、陽の要素がバランスで働くために冷戦のように表面上の明るさを見繕う事で「自分軸」に似た「自分勝手軸」で陰の持つ全体に対する善い要素が消えてしまう。
情報社会では意識したい開運情報も沢山ありますが、頑なに執着して「自己肯定感」や「自己否定感」に囚われてしまう必要もなく、陰陽の要素とバランスが今どんな位置なのかが感覚的に捉えられれば主体と客体を調和して穏やかにある自分でじっくり成長できるものです。
諦め隠して「これが自分なんだ」と決めつける必要も、主張する必要もありません。
自分が穏やか求めても悪意や他者から奪う性質の心の幼い人もいます
陰陽の要素や様々な人生の学びを積み上げても、時に心の幼い方からの攻撃を受けることもあります。大概は陽の要素に強い偏りある方々。精神的に依存心が大きい陰の要素に強い偏りある方々も勿論います。
攻撃受ける時は、先ず何よりも自分を大切に守ってください。戦う選択で陰陽のバランスをとらない事です。
そういった方々のほとんどは、自己の成長を自分で塞いでしまった上に、成長して平和ある人がいると、自己の劣等感から嫉妬心の強さと承認欲の強さを抑えられずあなたを支配したくなる人です。
兎に角。自己の劣等感が強く、人と比べてしまうので、様々なマウントをとる行動で表面上、見た目で優位な自分を見繕う性質があります。
日本の構造改革後、金融緩和後の企業のリーダーなどにはこの傾向の方は多いと思います。そして、その金融緩和終了を迎えますので、心幼い方々の暴走も多くなる可能性を感じています。故に注意喚起でこの内容も今回は綴っています。立場やお金の物質で支配欲と優越感を満たす事が幸せの基準の方々ですから、バブル崩壊で改心するより乱心が多くなるでしょう。
そうした方々に傷つけられたり、疲弊させられたり現象を消滅させる方法。
それは対立して戦わず、肯定も、受け入れる事もせず、陰なら陰、陽なら陽。その方々の陰陽どちらかを見て、極まりまで持っていってあげる事。つまり離れてしまうという事です。
陰だけでは廻りません、陽だけでは廻りません。太極図で白と黒の勾玉の形ふたつで円の陰陽を表しています。ひとつ勾玉の「まが」はわざわいの事。ふたつが揃いバランスで廻るものです。
完全に崩すには、あなたが離れてお相手のお好きなように極りまでいけば、有頂天から梯子が外されます。
ちなみに私事の余談。
私もアメジストの勾玉をいつも首に掛けているのですが、自分が陰か陽に偏り過ぎた時にバランスを思い出すようお守りにしています。
軌道修正。
相手と真向にぶつからず、相手が向かってきた力の方向そのまま向かい入れるようにパッと振り払って離れてしまう事です。スピリチュアルでいう手放しとは違うかもしれませんが、合気道や柔道の巴投げのような感覚で去ってあげるのが善いでしょう。お相手の学びや成長の可能性が残るのは戦うことでも関わり諭すでもなく、離れてしまうことです。関わっていれば罪穢れのカルマも貰いますし。
世の中の時事もこの2日間ほどで現実的に大きく動いています。
当初は内容に加えるつもりもなかった「陰陽消滅」のお話も入れてしまいましたが、社会がまた混沌とすると思いましたので綴りました。
ただ。善神の罪穢れから悪神が生まれ、罪穢れと悪神を浄化することから新しい善神が生まれという古事記のお話の様に。今は浄化の時期で生みの時期だから混沌とする過渡期です。進みましょう。
どうか、穏やかに堅実に自己内観して和合を持って。
素敵な未来を創って参りましょう。
今後とも宜しくお願いいたします。
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