見出し画像

昭和の縁日と令和のビルが混在している町―新今宮に行ってみた

大阪に行くとしても、普段は梅田で終わってしまう私にとって、そこ以外の大阪はまだまだ未知。
そんな私に、友だちから誘いがあって、(記憶の中では)初めて新今宮に行ってきました!

大阪のディープゾーン

手始めに「新今宮」と検索すると、「大阪のディープゾーン」と出てきました。
何があるのか、ますます興味が湧きます。

降り立ってみた第一印象は、活気のある街。
新今宮は通天閣や新世界にも近く、交通アクセスも良い!
休日ということもあってか人通りが多く、特に新世界は観光客でいっぱいで、通りは笑い声や店から流れてくる音で満ちていて「これぞナニワ!」という印象。
そうかと思えば、少し喧騒から外れると、立ち飲み屋などの小さい飲食店が軒を連ねていて、年季の入った暖簾の奥の薄暗い店内からは、地元の人たちらしき姿が見えました。

阪堺電車 新今宮駅前

昭和の雰囲気の中に、危なっかしさと何かが潜んでいそうな怪しさもあって……。
融合しているというより、色んな要素が混在・点在している感じ。
違和感を感じるところもあったり、そんなところがディープなのかも。


出会った純喫茶たち

友だちのリサーチのもと、この街のカフェに二店舗行ってきました。
街の雰囲気にぴったりのレトロで、いわゆる純喫茶。でもモダン感もある感じがたまらないです。

喫茶コーズリー

喫茶コーズリー

こちらは、喫茶コーズリー

メトロの動物園前駅にも近いこのカフェ。「香豆里」というインパクトのある漢字が目印です。
インスタに投稿されている写真がとってもお洒落で「ぜひ行きたい!」となったこのお店、なんと約70年の歴史があるとのこと。

このタルトも美味しそう……
季節もののようなので、シーズンごとに行ってみるのも良いかも。
一つ注意点を挙げるとすれば、このお店はキャッシュレス決済のみ可能となっています。現金派の方は、クレジットカードなども持っていきましょう。


千成屋珈琲

もう一店舗は、「千成屋珈琲」 です。
なんと、ここはミックスジュース発祥の地だそうです!
ミックスジュース大好きな人間からすると絶対に行かねばならないお店です。

正直、今までこういうミックスジュース飲んだことなかったです!
というのも、自分の中で「ミックスジュースとはこういう味だ」という記憶の中の味があるのですが、それとはまた違った味だったのです。
ミックスジュースって、桃寄りか、もしくはバナナ寄りかの二択に分かれるというイメージがあったのですが、この千成屋のミックスジュースはどちらでもなく、本当に色んな果物がミックスされた味がしました!
「りんごの味?あ、でもバナナも入ってるな。」
何の果物が入っているのか、全部は推測できませんでしたが、美味しくてあっという間に飲み干しました。
飲み終わると、なんだか懐かしい気分に。さすが、発祥の地です。


OMO7大阪 by 星野リゾート

OMO 7(おもセブン)

実は、新今宮に行ったのは「OMO7大阪」というホテルに宿泊するのが一番の目的でした!

OMO7大阪は、あの星野リゾートがつくったホテルで、JR・南海電車の新今宮駅からすぐ近く。通天閣・新世界にも5分ほどでつきます。

ホテル前には広い芝生の庭があり、親子が遊んでいたり一人で過ごす人がいたりと心地よい雰囲気でした。
中に入ると一気に高級感が上がり、どんなところなんだろう……と期待値も上がります!

ちゃんとビリケンさんもいます!
ロビーの一角。ミニライブラリーみたいになっていました。

広いロビーには様々なクッションがあり、ずっと座れるわ~~と、のんびり過ごしました(笑)

部屋の様子

私が一番おお~~!と思ったのは、こちらのお部屋です!
このベッドのマットレスが寝やすいこと、寝やすいこと。ホテル生活をして良いのなら、このベッドの上で一日過ごせます。
ベッドスペースとお風呂など水場もあるスペースの間には引き戸があるので、複数人で泊ってもプライバシーを守れます!これ、けっこう嬉しいポイント。

夜のOMO7
ネオンでお洒落なバーのような空間に。奥に見えるのは、「湯屋」です!

OMO7大阪ではアクティビティやイベントもたくさん行われているようで、参加はできませんでしたが、「なにわ」ってなんやねん講座には興味を惹かれました!

また、こちらのOMO7大阪、関西人がユニバと呼んでいるユニバーサルスタジオジャパンのアライアンスホテルとのこと。
ユニバとホテルをつなぐ無料シャトルバスも走っており、それに乗れば30分でユニバに行けます!
宿泊プランもあるようなので、近々ユニバ行きたいな~泊まりたいな~と思っている方はチェックしてみてはどうでしょう。

最後に

昔の雰囲気を残しながらも、どんどん開発が進んでいる新今宮エリア。
個人的には、この大阪のディープゾーンという異名を持つエリアがどのように変化していくのか、街の雰囲気はどうなるのか、これからも見ていくのが楽しみです。


この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

この街がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?