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全然食べてないのに太る

どれだけ食べても太りにくい人と、全然食べてないのに太りやすい人。

「体質」の一言で片付けられることも多いですが、今回はこれについて書いていきます。


「太りにくい」「太りやすい」を分けるもの

まず初めに、食べても太りにくい人には共通するものがあります。

それは褐色脂肪細胞の量が多いということ。

人の脂肪細胞は、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の2種類があり、
簡単にいうと、 白色脂肪細胞は栄養分の貯蔵をする働きがあり、
褐色脂肪細胞は栄養分を分解して熱にするという働きがあります。

食べても太りにくい人たちは、
この褐色脂肪細胞の量が多く、その働きが活発なのです。

反対に、食べてないのに太りやすい人たちは、
白色脂肪細胞が褐色脂肪細胞よりも多く働くため太りやすいのです。


この脂肪細胞の量は、遺伝的な要素が強いです。

そのため「体質」の一言で片付けられてしまうのです。

では、遺伝だから痩せるのは無理なのか?

そんなことはありません。

太りにくい体質にする方法があります。


太りにくい体質にする方法

それはタンパク質(アミノ酸)を摂取しながら、定期的に運動をし、
筋肉量を増やすことです。

しっかり食事を摂ることで筋肉が作られやすい状態になりますし、
空腹からくるストレスもなくなります。

ストレスを感じるだけで太りやすくなりますからね。

運動することで空腹感を和らげる効果も期待できます。


反対に、全然食べないダイエットをすると、
食事のストレスからいつも食べることばかり考えていて、
甘いものがやたらと食べたくなったり、早食いやドカ食いをしたり、
空腹状態で眠れないからといって寝る前に何か食べてしまったりします。

この場合、食べるタイミングや内容が悪いです。

食べ過ぎはもちろんダメですが、食べなさ過ぎも太る原因になります。

食べないことが原因で痩せにくい体にしていることを改めて知っておいてほしいです。


全然食べないことで、一時的に体重を落とすのは簡単です。

それが必要なときは
結婚式などのイベント直前や体重制限があるスポーツの試合時くらい。

それ以外のときは
しっかり食べて、しっかり運動して、
健康的に引き締まった体づくりをしていきましょう^^

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