ともえ

演劇と本が好き。すきなものは日本酒。

ともえ

演劇と本が好き。すきなものは日本酒。

マガジン

  • エッセイ

    過去エッセイをまとめてます

  • 過去脚本まとめ

    過去公演のオリジナル脚本をまとめました。

  • 短編小説

    オリジナル短編小説です

最近の記事

父に捧ぐ

父親が亡くなった。64歳だった。 先日のnoteにも書いたが、あまりにもあっと言う間の出来事だった。 私の娘が産まれて、抱っこしてそれから数日後、骨折からの急性腎不全で意識不明に。 そこから意識は戻らず、私達が里帰りから自宅に戻り、一週間と少しで、息を引き取ってしまった。 およそ1ヶ月、あと少しで2ヶ月になる時だった。 正直、哀しみはない。 母から連絡を受けた時には少しは涙がでたが、案外落ち着いている。 赤ちゃんを連れて病院に行ってもな、と思って最期に面会もして

    • 父親の死が目の前に来た時に考えたこと

      二月頭に出産した。スピード安産で母子ともに健康。 里帰り出産で、両親共にそれはそれは喜んでくれた。 退院の日には旦那も駆けつけ、なんとかこれから育児を頑張っていこうと気合いを入れていた。 その一週間後、父親が意識不明になった。 はじまりは骨折。雪が降った次の日なのに外出し、滑って転んで3箇所右腕の複雑骨折。 だけど意識が朦朧とし、日常生活を送れず、病院を転々とした結果緊急入院。 次の日からは意識がなくなった。 そうこうして、入院してからはかれこれ1ヶ月近くになるが

      • 2/5…

        2/5の5時36分… 待望の第一子(娘)爆誕。 出産レポなるものをとりあえず書き留めておく。 長かった十月十日。妊活から経て妊娠検査薬で陽性が出てから、つわりで苦しんだ半年。 引越したり里帰りしたりでなんやかんやあっという間に過ぎて行き、気がつけば臨月。 予定日をちょうど一週間経過して、のんびりだなあと思っていたら、お風呂上がりからじわじわと陣痛が。 2/4の深夜23時頃から10分間隔で来ていたのが2/5の深夜2時には7〜6分間隔に。 慌てて産院に電話して、でもま

        • マタニティ期のおすすめ購入品

          今、私は妊娠中でありとうとう臨月に突入した。 振り返ってみると、妊婦になったからこそ必要になるものも出てきたし、マタニティ期だからこその買わなきゃならないものもあったので、誰得かは分からないが、まとめてみる。 【①腹巻き】 ふとした瞬間にズボンからお腹が出てしまったり、お腹が大きくなると冷えたりするのを避けるために購入。 結果的に保湿効果や全身の冷え防止にもつながってよかった。 クリーム等も最低限しか塗ってないけど、妊娠線も出来ていない。 →しまむら 490円で購入 毛

        マガジン

        • エッセイ
          7本
        • 過去脚本まとめ
          4本
        • 短編小説
          1本

        記事

          エッセイを公開していただきました《かがみよかがみ》

          かがみよかがみ(https://mirror.asahi.com/)さんにて、新作のエッセイを公開していただいてます。 今回のテーマは「今の私を作った本」。 いつもの雰囲気とは違い少し重めのエッセイになりましたが、卒業論文で取り上げたこともあるくらい、思い入れのある本について書きました。

          エッセイを公開していただきました《かがみよかがみ》

          エッセイを公開していただきました《かがみよかがみ》

          かがみよかがみ(https://mirror.asahi.com/)さんにてエッセイを公開していただきました。 今回のテーマは「2022年私の宣言。」 出産を控えた私の、今年の宣言を短いエッセイに詰め込みました。

          エッセイを公開していただきました《かがみよかがみ》

          エッセイを公開していただきました《かがみよかがみ》

          《かがみよかがみ(https://mirror.asahi.com/)さんにてエッセイを公開していただきました! 今回のテーマは「私に旅が必要な理由」。 大好きなひとり旅について書かせていただきました。 新年一発目となるエッセイになりました。今年もなるべく沢山のエッセイが書けたらいいなと思ったり。

          エッセイを公開していただきました《かがみよかがみ》

          2022年

          結婚、妊娠、退職、引越しなど色々なことが重なり、1年間があっという間に過ぎ気が付けば2022年。 もうまもなく私に起こる出来事といえば、出産。 イメージでしかなかった出産。親くらいしか出産経験がない私の身近。その出産がもう間もなく。 予定日の日にちでいうと、あと一ヶ月は切った、はず。 2月生まれになるか1月生まれになるか、今か今かと毎日そわそわする日々を過ごしている。 よく旦那と話すのは、温かい家庭にしたいね、ということ。 生まれてくる我が子にはただだだ、自分を愛

          エッセイを公開していただきました《かがみよかがみ》

          かがみよかがみ(https://mirror.asahi.com/)さんにてエッセイを公開していただいてます。 今回のテーマは「クリスマスの思い出」。 クリスマスの居酒屋アルバイトについて書いたエッセイです。

          エッセイを公開していただきました《かがみよかがみ》

          エッセイを公開していただきました《かがみよかがみ》

          かがみよかがみ(https://mirror.asahi.com/)さんにてまたまたエッセイを公開していただきました。 今回のテーマは「忘れられない味」です。 学生時代を支えてくれていた母のお弁当について書きました。

          エッセイを公開していただきました《かがみよかがみ》

          妊娠中の便秘問題

          妊娠中に悩むマイナートラブルの一つ、便秘。妊娠後期に突入して、それがめきめきと深刻になってきた。 妊娠前、私は快便体質だった。便秘とは無縁な生活を送っており、何の対策もしてこなかったツケがどどんと現れているのだと思う。 そんな私なりに今現在している便秘対策を書き起こして、まとめる。 【①水を飲む(2リットルくらいが目標)】 まず、産婦人科で担当医に相談したら、水分不足を指摘された。妊婦は赤ちゃんの分もあるから意識的に多く水分を摂らないと水分不足になりがちらしい。 お茶な

          妊娠中の便秘問題

          エッセイを公開していただきました《かがみよかがみ》

          かがみよかがみさんhttps://mirror.asahi.com/にて、エッセイを公開していただいてます。今回のお題は【コンビニ】でした。 一人暮らし時代のコンビニとの距離感について書いたエッセイです。

          エッセイを公開していただきました《かがみよかがみ》

          夏が遠いからこそ蝉を想う

          蝉、蝉、蝉。 思い出す、夏のこと、夏というか具体的に五月から九月終わりくらいの時期。 ミンミン鳴き出す季節。忌まわしい物体、蝉。 辺り一面には蝉。道の端に蝉。木々には蝉、点々と蝉。 大合唱も大合唱、サウンドなら音量下げてるレベルの騒音が奏でられ顔をしかめざるを得ない。 あぁ、今年もやってきたんだと感じる情緒もそこそこに、蝉は私達にこれでもかと、存在をみせつける。 蝉だって一生懸命生きてるんだから。 七日間しか生きられないんだから多めにみてあげて。 蝉可愛いじゃん、

          夏が遠いからこそ蝉を想う

          エッセイを公開していただきました《かがみよかがみ》

          かがみよかがみhttps://mirror.asahi.com/さんにて私が書いたエッセイ三本を公開していただいてます。 特集:「結婚、どう思う?」で旦那との結婚について書いたエッセイを公開していただきました。 特集:「あの日に戻れるなら」で大学時代の恋愛について書いたエッセイを公開していただきました。 特集:「誰にも言えない恋」で初恋について書いたエッセイを公開していただきました。 計3本の公開です。初エッセイ寄稿なのでドキドキしていますが、何卒よろしくお願いします

          エッセイを公開していただきました《かがみよかがみ》

          暇とわたし(短編小説)

          7時半、カーテンの隙間から差し込む眩しい太陽で起き、あったかいシャワーを浴びる。 もちろんスキンケアは入念に行う。オイルマッサージも欠かさず行うこと。 朝ごはんはオーガニックのベーグルとアサイーヨーグルト。そして豆乳で作ったココア、これがわたしの1日のはじまり。 そんな訳あるか。憧れもすぎる。 朝、目が覚めてとりあえずやることと言えばスマホチェック。特に誰から連絡が来ている訳でもないのに何となく気にしてしまう、それがルーティン。 ぐだぐだ、スマホの光で目が起きはじめてう

          ¥100

          暇とわたし(短編小説)

          ダイエットと私。

          太っていることは醜いこと、痩せていることが美しさの基準。そんな風にかつての私は考えていた。 かつてといってもそれは10代〜21歳くらいまで、現在24歳の私は、年数でいえばごく最近までの話になる。 ダイエットはあらゆるものを繰り返してきた。 最初にダイエットなるものを始めたのは中学三年生。 ずっとぽっちゃり超しておデブ体型で生きてきた私が、高校進学をきっかけに変わりたいと思い、人生ではじめてダイエットをした。 とりあえず食べなければいい、食べる量を減らせば痩せると安易

          ダイエットと私。