父親の死が目の前に来た時に考えたこと

二月頭に出産した。スピード安産で母子ともに健康。
里帰り出産で、両親共にそれはそれは喜んでくれた。

退院の日には旦那も駆けつけ、なんとかこれから育児を頑張っていこうと気合いを入れていた。

その一週間後、父親が意識不明になった。

はじまりは骨折。雪が降った次の日なのに外出し、滑って転んで3箇所右腕の複雑骨折。

だけど意識が朦朧とし、日常生活を送れず、病院を転々とした結果緊急入院。

次の日からは意識がなくなった。

そうこうして、入院してからはかれこれ1ヶ月近くになるが未だに意識は戻っていない。

多分急性腎不全、と言われ、あれやこれや手術をしたり管を繋がれたり色々な処置を受けるも原因が分からないらしく病院側も手探りだそうで状態変わらず。

正直、少しだけ顔を見させてもらった母曰く

「もう駄目かもしれない」状態らしい。

医師からも最悪の状況を想定して下さいと宣告はされ、いつどうなってもおかしくない状態になり、父親の死が目前になってしまった。

孫の顔見たら安心したのかな、とかなんで今、とか色々思うところはあれど、一番思ったことは、思ったよりもショックを受けてないなということ。

いつかこうなるかもしれないという気持ちがどこかあったし心の準備は意外とずっとずっと前から出来てたのかもしれない。

そう永くないのかなあと薄々思わなくもない今日このごろ。

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