コドモのこころ。
8月の上旬に下の子の誕生日が来る
彼はとにかく誕生日が楽しみすぎて
毎日のように自分の誕生日について聞いてくる
今日は歌まで出た
あと10かいねーるーとー7がつだ〜♪
(もういくつねるとお正月のメロディ)
誕生日には部屋の飾り付けもしてほしいらしい
しかも飾り付けは自分がいない間にやってほしいらしい
夏休み中だからそれは難しいなあと内心思いつつ
わかったわかったと言ってみる
彼の楽しみな気持ちが伝わって来て
私も嬉しくなる
自分の誕生日が楽しみだった頃なんて
もう何年も前だけど、確かに昔は楽しみだった
彼の目から見ると未来は何の不安もなく希望に溢れたものなのだろう
コドモって、幸せな生き物だなあとつくづく思う
でも、彼には本当は不安もある
それが何かというと、いつか太陽が爆発してしまうという事実だ
それは、ずっとずっと先のことだから心配しなくていいんだよ
と言っても彼には通じない
なぜなら彼には、いつか自分も歳をとって
死んでしまうということがわかっていないからだ
だから、彼は太陽について心底心配している
大丈夫だよと言っても彼は納得しない
太陽についてどうすればいいか真剣に考えている7歳の彼
コドモっていいなあと心から思う
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