ともづき

グラフィックデザイナー

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マガジン

  • 子どものこと

    子育ての気づきや考え方、自分の子どものことなどを綴っています。

最近の記事

次男の持久走大会

早朝。 次男の持久走大会があった。次男は小学3年生。 やや、ぽっちゃり体型、超インドア派。 喘息持ち。 スタート地点に付く勇猛果敢な3年生たちの集団。 その、一番後ろで、次男はふらふらとしている。 はじまるの、わかってるか?? スタート!! 勢いよく走り出す子供達。 ちなみに、男女別なので男の子ばかり。 スタートして、10秒ほどで 集団とは30メートルほどの差がつく次男。 まあ、ある程度予想はしてたのだけど。 次男の50メートル走のタイムは18秒。 学年平均のほぼ倍だ

    • 【エッセイ】サンタにサンタがやって来た

      クリスマスイブの深夜遅くのこと 子どもたちも寝静まった夜 サンタがやって来ました。 サンタはふたつの大荷物を抱え クリスマスツリーの横にそれをそっと置きました。 そして、ツリーの横に置かれた 赤と緑の大きな靴下ふたつに これでもかというほどお菓子をつめていきました。 「これで良し!」 そうして立ち去ろうとした、その時、 二階から小さな足音が!! 焦るサンタは何食わぬ顔で廊下へと出ました。 するとそこには、プレゼントを手に持った 13歳のサンタが現れました! 鉢合わせ

      • 雑記:長男13歳の誕生日

        昨日は長男の誕生日でした。 はじめて、「お金が欲しい」と言ったので プレゼントは現金。 でも、それだけでは寂しいというので 先週、葉牡丹の寄せ植えを二人で作りました。 いや、作ったのは長男自身なのですけど、 ふたりで、店頭であれこれ選んで楽しかったのです。 13歳の男の子がなぜ葉牡丹? と思われるかもですが、 うちの長男は無類の植物好きでして、 何かしらホームセンターに行っては 珍しい植物を買ってきて育てているような子なのです。 店頭で、ああでもなくこうでもなく 散々

        • 【エッセイ】 次男と冷蔵庫。

          つい昨日のこと、 冷蔵庫が突然壊れた。 もう随分長いこと使っているし 寿命だろうということで 今日の朝、冷蔵庫を買いに行った。 新しい冷蔵庫が届くのは明日。 当然、今まで使っていた冷蔵庫はなくなるのだけれど そのことにやっと気づいた8歳の次男が ぽろぽろと涙を流して泣き始めた。 そして、冷蔵庫に手を当てながら 「れいぞうこさん、今までありがとう」 と言って、 冷蔵庫に貼ってあった マグネット類を剥がしていく。 それでも、気持ちが治まらない様子で 「れいぞうこさん

        次男の持久走大会

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        • 子どものこと
          10本

        記事

          10代という貴重な時間を主体的に生きる。

          昨日から子供たちは夏休みに入った。 『小説を書くんだ!』 と、張り切っていた中1の長男は 直前で路線変更。 HTMLを使って ホームページを作ることにしたらしい。 今時、HTMLなんて使わなくても ホームページもブログももちろん作れるのだけど ちまちまとHTMLを打って、 それをプレビューしてみるのが楽しいらしく 本を片手にすっかりハマっている様子。 何にしろ、 目的を見つけてくれたのは良かった。 やりたいことがあるというのは この時期、大事なことだと私は思

          10代という貴重な時間を主体的に生きる。

          子どもの人生。マイノリティを生きる。

          もうすぐ夏休み。 現在中1の長男は 夏休みには小説を書くんだ と、張り切っている。 勉強はイマイチだけど 文才だけは多少はありそうな長男(親バカ)。 しかし、繰り返すが 彼の成績は現在かなり微妙なところだ。 本を読むのは好きなので 雑学は話が尽きないほど話せるし プレゼンだってそつなくこなす彼。 しかしながら、勉強にはあまり興味を示さず テスト前でもほとんど勉強をしない。 結果、1学期のテストは惨敗だった。 夏休み、将来を考えるなら 勉強に本腰を入れてほし

          子どもの人生。マイノリティを生きる。

          コドモのこころ。

          8月の上旬に下の子の誕生日が来る 彼はとにかく誕生日が楽しみすぎて 毎日のように自分の誕生日について聞いてくる 今日は歌まで出た あと10かいねーるーとー7がつだ〜♪ (もういくつねるとお正月のメロディ) 誕生日には部屋の飾り付けもしてほしいらしい しかも飾り付けは自分がいない間にやってほしいらしい 夏休み中だからそれは難しいなあと内心思いつつ わかったわかったと言ってみる 彼の楽しみな気持ちが伝わって来て 私も嬉しくなる 自分の誕生日が楽しみだった頃な

          コドモのこころ。

          自分らしく生きるのは子どもだって難しい。

          うちの長男は本が好きだ 加えていうと、勉強も好き でも、本人の興味のあることしか勉強しないのが難点 おかげで定期テストの結果は散々 初めてのテストの結果が出た昨日 長男は傷ついたような顔をして帰って来た きっともっと自分はできると思っていたに違いない だって、彼はいつも誰よりも物事に詳しいから かろうじて理科の点数はそこそこだったものの 他はズタボロ 私は悩む 彼の自己肯定感が軋んでいるのが見えるから テストなんて無ければいいのに、と私はマジで思う

          自分らしく生きるのは子どもだって難しい。

          心のコップ

          7才の次男が、朝から絵を描いている この子は少し発達がゆっくりめな子で 精神年齢はマイナス2才くらい そのせいもあって、自分から何か始めることはめずらしい ロボットの絵を一生懸命に描き 注釈の文章をたどたどしくつけ 満足げな様子 この子もやっとアウトプットができるようになった きっと今まで、この子なりにインプットをし続けて ようやく、彼の心のコップがいっぱいになったのだろう 子育ては植物を育てるようだと私は思う。 どんな花が咲くかな? いつ頃かな?

          心のコップ

          サボテンの花

          朝起きると、サボテンの花が美しく咲いている 昨日はかぼちゃの花も咲いていた 12歳の長男が毎朝せっせと世話をやいている 彼は植物が好きなのだ 彼が7歳の時 自閉傾向があります。 とお医者様に言われた 幼稚園の行事は常に先生が横についていたし 小学一年生の時には 先生と手を繋ぎながら授業参観を受けた だから、 やっぱりそうか。 というのが 親の私としての感想だった でも、不思議なモノで 彼はそこからメキメキと変化をとげた 家でも学校でも本ばかり読

          サボテンの花