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何を学ぶかは自分次第。だから、何でもやってみる。

見ず知らずの人と話す時
何を手掛かりに会話をするだろうか。

海外の人は
日本人よりもオープンマインドで
相手との共通点を見つけるのがうまい。

なぜなら
言語学的に見て

海外の人は『公的自己』の範囲が広く
日本人は『私的自己』の範囲が広い。
から。

言語交換アプリを
使い始めて
まず感じたのは

情報開示量の差。

出身や住んでる地域
仕事や学校
好きなこと/趣味
週末の過ごし方
なぜ英語を勉強しているか…等

はじめから
そこそこ自分をひけらかす。

言語学では
この〝誰にでも話せる〟範囲のことを
『公的自己』という。

日本人はというと…

〝内〟や〝外〟
〝本音〟や〝建前〟
という独特な概念があるために

そもそも
〝誰にでも話せる〟
『公的自己』の範囲がめっちゃせまい。

逆に
〝親しくなった人に話せる〟
『私的自己』の範囲が広い。

だから、
ひとたび親しくなれば
話す内容は飛躍的に増え
一気に距離は縮むが…

そこに至るまでが長い。

この点で
日本人は誤解を受けやすいようだ。

確かに以前、
日本人の印象について
メキシコ出身の人と話した時に

『日本人は、話したいのか、話したくないのか、
 何を考えてるかよくわからない。
 クローズドマインドだよね。』

と言っていたのを思い出したが
この辺りも影響しているのだろう。

あとは
ネット上での情報漏洩を
気にしてあまり話せない
のかもしれない。

確かに
未知のものを取り入れるのは
私も苦手だった。

変化より安定
未知より慣れ
1人より大勢
個性的より
みんなと同じ、
を好んできた。

だけど、
自分のことが話せないと
興味関心はもってもらえず
話も続かないので、

いつしか
私もそこそこ自分を
ひけらかせるようになった。

というか、
海外の人がオープンに話す内容は
別に〝個人情報〟ではないのだ。

個人を特定するものではなく
個人を構成するものというだけ。

だから、別に
誰かに知られたところで
なんの影響もなく

あなたは、そうなんだね。
くらいの反応なのだ。

そう思えたら
一気に人と話すことが
楽しくなった。

また、日本でなら
〝好きなこと〟より、
〝趣味〟について聞かれることが
多いような気がするが

趣味というのは
なかなかハードルが高い。

好きだけど極めてるわけじゃないし…
こんなこと言ったら変に思われるかな…

なんやかんや考えて
私はいつも『読書』と
かなり苦し紛れに答えていた。

しかし、
これを海外の人にも言うと
『どんな分野の本をよむの?おすすめは?』
と掘り下げられ、さらに困る羽目になった。


だけど、よくよく見てみると
彼らの質問には

〝hobby 〟ではなく
〝favorite〟や〝like〟

が使われていた。

つまり、
何か特別なことを答える必要はなく
単に私が好きな物事を答えれば
よかったのだ。

すると
〝趣味〟はなくても
〝好きなこと〟は
たくさんあることに気づいた。

模倣品より本物
高級ブランドより
使い勝手や機能性のあるもの
家族や友人と
カフェにいくこと
人と話すこと
外国語
北欧文化
デンマーク家具
植物、花、空
水泳…

自分を改めて知る
きっかけになった。

そしたら
毎日楽しくなって
笑顔も増えた。

また、見ず知らずの人との
やりとりを通して

自分から
積極的に声をかけれるようになった。

私は今まで
いったい何を気にしていたのだろうか。

母親には
「なんか、明るくなったね。」
と言われた。

わたし、どんなんやったん笑。

とにかく、
手探りでも
何かをやりはじめると

後々、
色々なことがつながり
さらに新たな発見や経験を
得ることができるとわかった。

だから、今日も
自分にできることをやりながら

やってみたいことにも
チャレンジする。

Oh, it's a sunny day here!
Have a nice day✨😉

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