未経験で始めたWebディレクターを1か月やってみて考えたこと
はじめましてともこる(@Tomocol_)です
未経験からWebディレクターをはじめました。1か月経ちましたがとても学びが深かったため、noteを書いてみることにしました。
前職ではIT業界ではあるものの、経理・総務といった仕事をしていました。ものづくりの会社にいたもののもっと開発側に携わりたいと思い、Webディレクターの仕事に就きました。
誰に向けて書くのか
同じように悩んでいる駆け出しWebディレクター
- ちょっとでも私が詰まったところを共有して、お互いに理解が深まって前に進めればいいなと思っています。
ちょっと先輩Webディレクター
- 駆け出しながらやってみた!!という体験談を書いていますのでアドバイスがあればいただきたいと思っています。
Webディレクターとはどんな仕事なのか
あくまでも1か月目の意見です。※お手柔らかにお願いします。
エンドユーザーへの価値を守るために決める人
何を決めるかと言えば、たとえばこのようなこと。
・ヒト(どんなチームにするかを決める)
・モノ(プロダクトの品質を守る)
・カネ(予算内で実施できるようにする)
・時間(限られた時間で実現できるようにする)
Webディレクター1か月で感じた3つの問題
何が求められているかわからない問題
Webディレクターになるための本はいくつか読んでみたが「webディレクター完全に理解した!(*'ω'*)!!」状態になる(書いてある内容はわかるものの、腹落ちしない。)具体的な作業を想定するものの、実際に正しいのかはやってみなければわからないという状態。
知識足りなさすぎ問題
専門知識があるに越したことはないが、最低限どこまでが知識として必要なのかわからない。
フロント側、サーバー側、環境など知識がなさ過ぎて話についていけない。実は会議に出てきた「モーダル」という言葉の意味が分からず、こっそりググった。例)サーバー、クライアント?等 粒度が違うものがわからない
人の時間を取るのが怖すぎ問題
私の上司にあたる方は社長。そもそも、上司もエンジニアも忙しそうだから時間を取りたくない。「質問をいつでもしてきてくれていいよ~。」と朗らかなスタンスなのですが、何が問題か自分が理解していない中で質問をしてしまうのは、答えのない議論をしてしまいそうで怖い。
3つの問題に対するTRY
「何が求められているかわからない問題」に関するTRY
何がわからないか明らかにし、何を質問したら自分の疑問が解けるのか仮説を立ててから質問してみる。
タスクは3割ルールを使ってみる。これは別の方から後輩を指導する際にどうやっているのかを聞いた際に、「俺は3割で出すようにしてもらってる」とアドバイスをもらった経験から。なるほど、仕事を振る側が3割で欲しいと思っているなら、最初から3割で方向性決め、フィードバックをもらって完成させたほうが効率的かも、という考えに達しこのようにやってみました。
「知識足りなさすぎ問題」に関するTRY
とにかくわからない単語が出てきたら、すぐに調べて関連しそうなものは芋づる式に全て調べて回った。そして、kubernetesを調べていたところタブが開きすぎて詰む。
その結果、全部の知識を持っておくのは必要ないのではないかと気が付いた。そもそも「全部」の定義がプロジェクトをすべて遂行するためなのか、今回のスクラムミーティング1回分なのか、エンジニアと進捗を確認するちょっとの会話なのかでも変わってくる。
当然どの場面においても知識が足りないというのはありうる。毎回の会議ではアジェンダになりそうなものはすべて調べておく。しかしそれでもわからないものに関しては持ち帰ってもいいのではないかというのが現在の落としどころ。
「人の時間を取るのが怖すぎ問題」に関するTRY
そもそも目的を再認識してみた。時間をとることは必要だと認識する、なぜならプロジェクトを完遂するためには必要だから。
それならば、私ができる仕事をしようと思考を変えてみた。例えば、アジェンダ作成をして会議の時間をできるだけ短くする。もちろん、会議体の目的はあらかじめ共有しておき、議論からずれないようにファシリテートするということも含めて実施する。調査が必要なことがあれば代わりに調べて、まとめておくなどをやってみた。
結果どうなったのか
実は「何を質問したら自分の疑問が解けるのか仮説を立ててから質問してみる。」の部分は仮説を立てる前に聞いてしまうことが早い類の課題があることに結構時間を使ってから気が付いたこともある。また、資料を作るのが楽しくなってしまい気が付いたら夜遅くになってしまい、実感として突っ走ってしまったなあと思ったこともある。
ただ、3つのTRYをした結果、エンジニアからは会議のやり方を褒められた。(嬉しい。)
今後はタスク管理ツールでもっと深くエンジニアと関わっていくので引き続き、自分なりの解法を見つけたい。
番外編
うちの会社は「やってみたら~。なんでも言ってね~。」が本当に実施されている会社。なので新人、未経験の私が色々とTRYやらせてもらうことができた。挑戦に対してはみんなが歓迎してくれる空気みたいなものは本当に大事だと思う。
次はこんなこと書こうかしら…
次回は具体的に何をしていったのかを説明しようと検討中。