「子どもにとっていつでも帰ってこられる場所」をつくる仕事。
「家は、ぼくにとって唯一の安心安全の場所」
子どものころ、いじめを受けて学校に居場所がなくなって以来、そこから立ち直り自立するまでの間。家以外に自分が自分らしくくつろげる場所はありませんでした。
子どもにとって「学校」は社会のほぼすべてで、そこからはじき出されたら後は「家庭」しか残っていません。ぼくは塾や習い事の中にもうまく居場所を見つけられなかったので、よりその想いが強いのかもしれない。
だからぼくは自分の家は「子どもにとっていつでも帰ってこれる場所」でありたいと強く思っています。
子どもにとっていつでも帰ってこられる場所であるためには、そこに住んでいる家族の関係も、そしてその家の環境も大切。
夫婦も、親子も。毎日の生活を助け合うことや、笑い合うことや、真剣に人生を語り合うことで深い信頼を育むことができる。
目の前の家族との関係に目を向けたいのに、帰ってくるたびに疲れてしまう部屋だと気持ちがささくれだってしまう。だからモデルルームのように綺麗に整ったインテリアじゃなくてもいいから、心地よく伸びができるような部屋ではありたい。
それが、ぼくが10年間NPO法人tadaima!で家事シェアを広める活動をして、モヨウ替えのコーディネートや、お片付けのコミュニティを行っている理由です。
ぼくは、映えるインテリアには全然興味はありません。
デザイナーズ家具や有名な建築への興味もどんどんなくなってきました。
それよりも、家族がそれぞれ自立できる工夫や、自分たちが生活をできるだけ不快じゃなく、心地よく送れるための部屋の使い方に興味があります。
べつに丁寧な暮らしじゃなくてもいいけど、自分で片付けたりイライラしない環境を作って、家での時間をリラックスできるよさは伝えていきたい。
それが、ぼくがする仕事の軸です。
共感してくれる人も、共感できないという人もいると思います。
昔は、たくさんの人に共感してもらいたいと思っていました。でもいまは、共感してくれる人と、心地よい家庭づくりをともにしたいと思っています。
自分の力で、家を心地よくする「時間」と「力」が必要な人へ。
お片付けBootCamp!という、部屋づくりのためのオンラインコミュニティを行っています。
現在、8月スタートの7期生を募集中です。
自分や家族にとって心地よい家づくりをしたい人。長年お片付けが苦手で困っている人はぜひ一緒に部屋づくりをしていきましょう。
では、また明日。
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著書:家事でモメない部屋づくり
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