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リビングテーブルをなくしたら、生活がすごく快適になった!

わが家は4歳の娘がいる子育て家庭なのですが、リビングテーブルをどけたらめちゃくちゃ快適に暮らせるようになりました。
それはソファ前がまるで「広場」のようになったから。

なのでいまでは、模様替えのコンサルをするときはお客様に「そのリビングテーブル本当にいりますか?」とすら聞くように。

リビングテーブルがなくなるだけで、どれだけ生活が快適になったのかご紹介します。

ソファの前がなぜ広いといいのか

「ソファの前が狭くたってどうせソファでくつろぐから関係ない」と、むかしは思っていました。
それよりも、ガラス天板のテーブルとかおしゃれなテーブルがあったほうがインテリアとしてもいいだろうと。
でも、全然違ったのです。

ソファの前に広場があるというのは、その部屋でできることを無限に広げてくれる。
わが家ではソファ前広場はこのように活用されています。

■娘が産まれた当初
・娘が寝返りや、はいはい、つかまり立ちができるスペース
・娘のお昼寝と一緒に、親もゴロリ
・もちろん、子ども用の敷ふとんだって敷ける
・娘をあやすために抱っこしながらバランスボールではねたり
・オモチャやボールで一緒に遊んだり
・両親が泊まりに来たときにもすぐに布団を敷けたり
■娘が4歳の現在
・カルタの戦場。めいっぱい飛び跳ねながらやってます。
・プリキュアごっこのメイン会場(ぬいぐるみやオモチャをたっぷり広げながら)
・娘のお昼寝スペース(たまに親も)
・筋トレのフィットネス
・お友達が集まったときは、テーブルを出して子ども達だけのご飯スペースに
・親もゴロゴロしながらTV見たり
・棚などの組み立てがすぐにできるスペースとして
・洗濯物をたたむスペースとして

うちではやってませんが他にも、

・プラレールを大きな範囲でたっぷりつくったり
・TV画面見ながらヨガしたり
・ミニテントでキャンプごっこしたり
・折りたたみ式のハンモックもいいなぁと思ってる

パッとあげただけでも、これだけの可能性を秘めているソファ前広場。
想像しただけでも、胸が踊ります。

ソファ前広場を妨げるでっかいリビングテーブルを排除せよ!

ソファの前に来るもの、といえばリビングテーブル。
このリビングテーブルってとにかく仕事しすぎです。以前ソファの前に置いていたリビングテーブルは完全に過労死状態でした。

そもそもリビングテーブルってなにをするために置いていますか?
大抵は「TVを見ながらお茶でも飲むため」のカップやお菓子のお皿置き場。

でも、現実は。

・リモコン
・雑誌
・カップ
・お皿
・オモチャ
・本
・書類
・ノートPC
・携帯
・ペンなど文具
・ハサミ
・耳かきや爪切り

などなどなど。

リビングまわりで使うありとあらゆるものを置く場所になっています。
こんな便利な「仮置場」、そりゃないと困る気がします。

だけど所詮収納ではないただのテーブル。役割としては「仮置場」がせいぜい。
つまり「本来は自分の仕事じゃないのに、みんなが雑用を放り投げていく」的な扱いをされている。

その上、大事なソファ前スペースをさえぎっているんだから、考えものです。

ソファ前広場の作り方と、広さによる使い方例

それじゃあ、どうやってソファ前に広場をつくるのか、そしてどのくらいのスペースがあればどう使えるのかを同じ間取りを使って検証してみます。
間取りスペックはこちら。

■リビングダイニング11帖/約20㎡

1:広場がない状態

まずこちらは広場がない状態。この配置だと子育て家庭よりは、子どもが巣立ったあとのシニア夫婦なんかにはいいかもしれません。
一昔まえの応接間っぽい配置ですね。
これだと当然子ども達が遊んだりするスペースがない。
また、大人もソファの上しかくつろぐ場所を確保できないので、相当ソファがゆったりとくつろげるものじゃないといけないかもしれません。

2:棚を一面に集約させて、広さを確保|ソファ前広場 1.2帖/2.27㎡

ソファの後ろにあった本棚などの収納を、TVボードの横に持ってきます。
たったのこれだけの移動でも、先程よりはソファ前が広くなりました。
ディンクス〜子どもがつかまり立ち前後くらいのご家庭ならこのくらいスペースがあれば充分かも。
このスペースなら大人がひとりゴロンとしたり、子どものハイハイ練習にちょうどいいくらい。

3:リビングテーブルを小さくしてみる。|ソファ前広場 2.4帖/4.35㎡

いよいよリビングテーブルをコンパクト化してみます。どうでしょう? 広場スペースはなんと倍になります。
ちなみに、ソファ前はラグなどをしいてビーズクッションなどにすると寝転がったりリラックスしたり、キッズスペースになったりとフレキシブルな使い方ができるようになります。
これだけあれば、人ひとりゴロンとしてもまだゆったり。
小さい子とのボール遊びやプラレールをドドンと広げてつくったりしても充分快適な広さになります。

問題は、テーブルの上にあった物たちのゆくえ。
「リビングテーブルの上に物がたくさん乗ってる」状態がそもそも問題だったりはしますが、ここでオススメなのが壁面収納です。
それまでTVボードと本棚、という組み合わせだったのを壁面収納にしてしまうことでむしろ収納量はアップ。広さもアップ。

リビングテーブルまわりに集まりがちな小物類はこういった小さな引出し収納と組み合わせるのがオススメです。

4:ダイニングテーブルだって工夫すれば広場はもっと広くなる|3帖/5.4㎡

ダイニングテーブルだって、工夫の余地があるんじゃない? と、こうした半円タイプに代えると広場はさらに広がります。
人がふたり、床座でゴロゴロしてもまだ余裕。このくらいスペースがあるとゆったり広々なリビングになりますね。
3人がゴロゴロしてものんびり過ごせるし、子ども達が集まっても大丈夫。
ミニテントでキャンプごっこだって余裕でできます。
部屋を真っ暗にして、天井に家庭用プラネタリウムを照らしたりして。子どもがめっちゃハマりそうです。

5:いっそのこと、ソファなくしてみたら? |4帖/7.56㎡

もう、ソファじゃなくてビーズクッションとかでいいじゃん! とすると約4帖のスペースが。
なんとひと部屋分です。こうして、ハマる人はミニマリストへの道を進んでいくんですね。

ここで注意。床座だからって普通に座椅子とか置いたら元も子もありません。
床座でおすすめなアイテムはこのエルゴライフチェア。

コンパクトに畳めて、家の中はもちろんアウトドアでも使えます。床に座ると腰が痛い、なんて人もゆらゆら揺られていると快適かも。

ソファがあるとどうしてもテーブルが欲しくなります。
大きなものをソファ前にドンと置くのではなく、コンパクトなものをソファの横に置いたりするだけでも充分に広場を作れたりする。
コンパクト化するのに優秀なのは、この無印のスチールトレースタンド。
ソファに差し込めるし、トレーだけで使うこともできていい感じです。

または、こんな感じのカフェトレーがとても役立ちます。

ソファの上に置いて使えます。子どもが飛び乗ってきたりするのだけ要注意。


ソファ前がすっかり開放的になってから、暮らしが本当に快適になりました。
ぜひぜひオススメの方法です!

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今日も、見に来てくれてありがとうございました。
模様替えのレシピ、ひと記事書くのに結構な時間がかかります。でも、悩んでいる人にとって何かしら参考になれば嬉しいなと思うんです。
ぜひ、また見に来て下さい。


最後まで読んで下さり、ありがとうございました! スキ・フォロー・シェアなどしてもらえたらとっても嬉しいです。 ぜひまた見に来てください!!