疑問を見つける
このコラムは、メルマガ『0.1%の成長』をnote用にアレンジしたものです。個人のビジネススキルを高める情報を日刊でお送りしています。今まで3,000本以上のコラムを書き、32冊の書籍を出版してきました。そのノウハウをまとめてお届けします。
おはようございます。
アイ・コミュニケーションの平野友朗です。
昨日は、ずっと研修資料を作っていました。
通常、研修の依頼を受けると
既存のプログラムをベースに企画します。
資料の改訂がゼロということも珍しくなく
汎用性の高いプログラムを有しています。
資料をいじるにしても、会社のルールにあうように
一部を改訂するレベル。
しかし今回は、既存のものだとまったく対応できません。
社内の営業部門に対するメールを
HTMLで装飾して送っている……。
これを伝わりやすい内容にするのが私の役目。
まず、HTMLを使用しないのがベスト。
HTMLメールは、装飾のセンスに依存します。
しかも、人によって装飾のルールが違う。
だから、受け取った人が混乱してしまうのです。
そこを起点として、どうしたら伝わるメールになるのかを解説。
今回は、完全にオリジナルのプログラム。
上手く他の部署でも研修ができたらいいなぁ……。
それでは、メインコンテンツにいってみましょう!
■疑問を見つける
疑問を見つけるアンテナって重要です。
違和感もその一つ。
あるいは、自分なりに解釈できないものもそうです。
そこの気づける目があるからこそ
ビジネスが発展したり、人をサポートできるのです。
毎日JRを使って通勤しているのですが
帰りに聞くこのセリフでいつもモヤッとしています。
「混雑してきたので、ステップを一枚あけてお乗りください」
エスカレーターの横からアナウンスが流れてきます。
センサーか何かがついていて、
人がたくさん通ったらこれが流れるのでしょう。
このセリフを聞いて、違和感はありますか?
エスカレーターは階段みたいなものなので
1枚じゃなくて、1段って数えるような気もします。
でも、それぞれ独立しているから
「枚」というのが単位なのでしょうか。
ちなみに、エスカレータを数える単位は「基」だそうです。
本題はここではありません。
私が違和感を覚えたのは、
「混雑してきたので」の「ので」です。
そもそも、混雑していないときは
絶対に、1~2枚あけて乗っているはずです。
二人しか乗っていないのに、
知らない人がピッタリ後にいたら怖いですよね。
何かしらの犯罪に間違えられるかもしれません(笑)
そうなると、前提は間を空けて乗ると考えられます。
この前提を使うならば……次のようになるはず。
「混雑してきましたが、ステップを一枚あけてお乗りください」
これなら私はスッキリします。
混雑しているから、間を空けないと危険ですよ。
ドミノ倒しになるから、間を空けるんですよ。
この意図は凄くよく分かります。
でも「ので」が違う気がするんです。
実は、この記事を書こうと思って
同じ考えの人がいないか調べてみました。
すると、該当したのは1名だけ。
その人は、御茶ノ水駅での出来事と書いています。
もしかして……このアナウンスって、
私が利用している御茶ノ水だけ!?
こうして、疑問点を見つけ、自分なりの仮説を立て検証。
毎日こういうことをやっていると、思考が鍛えられます。
明確な答えが得られなくたっていいんです。
自分なりに腑に落ちる答えを見つけられればいい。
そして、それを人に話したときに同意が取れればいい。
逆に反論が出るなら、自分の思考が不足している証。
こうして自分の思考力を鍛え続けるのです。
お題は、街中に転がっています。
なんでもいいから、ひたすら疑問を見つけ考え続ける。
こういった、思考の散策は楽しいですよ!
【編集後記】大阪行きが決定
「大阪に行こうかぁ~」
そんなつぶやきを拾っていただき
大阪で会員さんとの交流が実現。
来年への布石も色々と打ちたいし
ただただ皆さんとも会いたいし。
せっかくなので、大阪の街を満喫してい来ようと思います。
出張が少ない……そうぼやいていましたが
自分で仕事を作ればいいだけ。
移動時間で読書もできるし
メルマガだって、たくさん書ける。
そう思うと、あとは私のやる気次第なんですよね……。
やりたいなぁ~と思ったときに
誰かが助けてくれるとスイスイ進んでいく。
他の人の力は、強い推進力になります。
強制してくれる人を見つける。
やると宣言してしまう。
このあたりを上手く使って、切り拓いていこうと思います。
ちなみに、出張するのは、12/25(土)なので
その分今日休みを取ることにしました。
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