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【読書録】勉強上手 好きなことだけが武器になる(成毛眞・著)

なぜ、読んだ本を公開するのか

毎週日曜日7時~『ビジョナリー読書クラブ』というオンライン読書会に参加しています。そこでは、読んだ本の一部を引用し、自分の気付きを伝え、最後に何をするのかを宣言します。

いつも発表するときに、引用箇所を入力したり、Kindleでコピペしたりするのですが、それを消すのってもったいない。

あ!noteに残しておけば一石二鳥。
ということで、発表内容をまとめた記事を書き続けています。

お試し参加もできるので、興味のある方はぜひ!

読書が苦手な方も、読書習慣が手に入ります!
読書が得意な方は、ワンランク上の読書が身につきます。

ビジョナリー読書クラブのお試し参加の詳細はこちら。

今回読んだ本はこちら。


いつものように、Kindle Unlimitedで気になった本を物色。最近、小説ばかり読んでいたので、読書会のためにビジネスを数冊ピックアップ。これが一番ピンと来たので今回はこの本で発表です。

それでは早速ご紹介しましょう。

【引用その1】効率アップはいいことなのか

私たちはこの半世紀、世の中のあらゆることの効率を上げることに血道を上げてきた。経済効率やエネルギー効率、家事も効率よく、がキーワードだ。ムダな作業や時間をなくし、すぐに役立つことばかりを重んじてきた。資格や語学といった勉強にも同じように効率性を求めてきたのではないだろうか。受験勉強などはその典型、いかに試験に出ることを効率よく身につけるかが成功の秘訣であった。

私は効率アップが大好きです。メールでもそうですし、通常の仕事のスキルでも常に効率を考えています。労働時間を1秒でも減らす。その代わり、自分の趣味(読書や食事・飲酒、あとは登山)に時間を使いたい。

社会と関わっていたいので、仕事は死ぬ直前まで続けたいと思っています。しかし、労働はそこまで増やしたいと考えていません。たまに、負荷のかかる仕事もありますが、それはそれでやりがいを感じることもあります。

特に書籍の執筆はハード。だから、年間1冊くらいで行きたいと思っています。

ただ、資格の勉強の効率ってどうなんでしょう。合格することが目的になってしまうと、本質を見誤る気がします。手段と目的を間違ってはいけない。それは常に意識したいところです。


【引用その2】理想を追いすぎない

子どものときは大人になったら好きなことができると思っていたが、実はそうでもないのは、そうやって作られた理想像に引っ張られているせいだ。  ついでに言うと、理想に向かって努力するのも止めたほうがいい。理想があるのはいいことだと思われているが、理想があるばかりに自由度が低くなるのは困る。理想の異性を探し求めて結婚できない人が多いようだが、完璧な人間などこの世にはいないのだと、目を覚ますべきだろう。

私には、理想の姿がありません。それはとうの昔に捨て去りました。

子供の頃は、大人になったらサラリーマンになるものだと思っていました。そういう父の姿を見ていたからでしょう。子供の頃の文集に「将来の夢はサラリーマン」と書いていました。

サラリーマンにはなったけど、今は独立していますう。本を書きたいとか、人前で話したいとか思っていませんでした、それが今は仕事になっています。結局、理想を追ってもそこに近づけない。それなら、なるようになる……そんな流れに身を任せて、楽しんだほうがいいんじゃないかって思います。

理想の姿を追い続けると、「今はできていない」「今は不満だ」「これは本当の姿ではない」なんて考えてしまいませんか?今の姿がベスト。将来はいつでもなりたいようにドンドン変わっていける。そんな考えでいいと思います。


【引用その3】自衛の力を身に付ける

もはやウェブサービスを使わずに生活するのは不可能なので、当面は自衛する方法を探すしかない。
そしてその自衛の力こそ、今後のサバイバルの条件になる。
何が「生きる力」になるのかは時代とともに変わってきた。大昔は狩りをする能力や作物を育てる能力のウエイトが大きかった。大量の知識を記憶している人に有利だった時代もあるが、検索すればすぐに知識が得られるようになり、頭に入っている知識の量はあまり重要ではなくなった。

自衛する力って大事です。国や会社、さらには家族が守ってくれるかもしれない。でもそれって100%の信頼を置いてはいけないと思います。95%は信頼して、5%は疑っておく。そうしないと、問題が起こったときに悲嘆に暮れるだけで、何も動けなくなります。

私は常に5%くらい疑っています。

「社員が急にやめるんじゃないか」
「お客さんがお金を払ってくれないんじゃないか」

そんな考えがあるから、来てくれたら嬉しいし、入金があったら感謝できる。信頼しすぎていないから、感謝が生まれるんじゃないかなぁ。


【引用その4】情報に触れる意味

本の内容そのものは二の次だ。
その情報に触れたとき、自分がどう思うか、どう感じるかという感性や思考が大切なのだ。今までAという考えしか持っていなかった人が、Bという情報を本から仕入れてCという考えを持つようになる。
そのように、自分の思考の幅を広げて、変質させるための手段が読書なのである。だから、読んでも思考は何も変わらず、何も感動を得なかったのなら、その時間はムダになるのだ。

知識はただの情報。その情報を加工したり、活用したりして、はじめて本当の意味を持つのでしょう。今は、ググれば大概のことは分かります。その情報を吟味して、どのように使うかというスキルを上げるべき。

以前は、クイズ番組で見かける博識の人は凄いなぁと思っていました。でも、知っているだけだと、その先はないなぁ~と感じています。テレビでやっている「東大王」もそれは分かっているから自分の賞味期限を考え、しっかりセルフプロデュースしているんだと思います。


まとめ&宣言

勉強は暗記ではなく、応用力が大事。

実生活で役に立つ力を身に付けていきます!!


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