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【読書録】禅が教える 人生という山のくだり方(枡野俊明・著)

なぜ、読んだ本を公開するのか

毎週日曜日7時~『ビジョナリー読書クラブ』というオンライン読書会に参加しています。そこでは、読んだ本の一部を引用し、自分の気付きを伝え、何をするのかを宣言します。

その発表を事前にnoteに公開することで、自分の考えを整理しています。
皆さまの参考になるとうれしいです。

今回読んだ本はこちら。

いつものように、Kindle Unlimitedで気になった本を物色。枡野俊明さんの本を今年何冊読んだのだろう……。心地よく、いろいろと考えさせてくれる本が多いですね。

それでは、早速ご紹介しましょう。

【引用その1】今と1年前を比較する

1年前の自分を思い起こしてください。一生懸命に目の前のことに立ち向かって輝いていた。しかし今は手を抜こうとする姿が見える。やる気を失っている。たとえ1年前よりも出世していても、年収が増えていたとしても、そんなことは成長でも何でもありません。もっとも大切なことは、1年前より今日のほうが輝いているかどうかです。そして、それを評価できるのは自分しかいません。自分にしか分からない小さな成長を感じること。それが生きるということなのです。

禅が教える 人生という山のくだり方(枡野俊明・著)


人にいくら評価されても、自分で納得のいかないことがあります。そこには「こんなはずじゃなかった」「もっとできたはずだ」という後悔があるのかも。周囲が評価してくれても、自分のことを自分で認められない。それって悲しいですよね。

私は、『0.1%の成長』という考えで日々生きています。昨日と今日、今日と明日を0.1%だけ変えていく。それを続けていくと、1年経ったら大きな変化に気づけるでしょう。

日々の変化に気づけなくても、その蓄積が1年後の大きな変化を作る。そう考えて信じることが重要ですね!


【引用その2】不安は現実になる?

たとえば不安に思っていたことが現実のものとなる。そういうこともあります。健康にしても、血圧が高くなることを心配していたら、実際に高血圧だと医師から宣告された。まさに不安が現実になったわけです。ところがその不安がいざ現実になれば、もうそれは不安ではなくなります。なぜならば、現実と向き合うしか方法がないからです。

禅が教える 人生という山のくだり方(枡野俊明・著)


人は、現実と向き合っているのが一番いいと思います。

災害もそうだと思います。普段から「地震が来たらどうしよう」と考えていたとします。「コロナにかかったらどうしよう」と心配していたとします。

実現したら、それらと向き合うしかないし、やるしかないのです。

苦手なスピーチを頼まれたり、プレゼンだってそうですよね。その時間になったらやらないといけないし、やったらやったで結果がでます。そこで失敗したら反省して、改善すればいい。結局、心配しているよりは、体験してしまった方が早いのです。


【引用その3】変わらないものがある

流行を鵜吞みにすることなく、世間の風潮に惑わされることなく、いつも自分の目を見開いて物事と接していく。 「水急不月流(みずきゅうにしてつきをながさず)」という禅語を贈ります。この言葉を直訳すると、「どんなに川の水の流れが急であっても、水面に映る月影はけっして流すことはできない」ということになります。ここで言う水の流れとは、世間やそこで起きているすべての事象を示しています。そして水面に映された月影とは、まさに自分自身の心を表しているのです。

禅が教える 人生という山のくだり方(枡野俊明・著)


水急不月流とはいい言葉ですね。世の中で何が起こっても自分は自分。自分の中の変わらないものを持っておく。それが心の拠り所になるんだと思います。果たして自分の軸は何か、信念は何か、譲れないものはなにか。これを考え続けて、ぶれない自分を構築していきたいですね。

たまに川に映る月を見ながら、この言葉を思い出したいと思います。


まとめ&宣言

自分の軸が何か。それと向き合ってみます。

今回読んだのはこちらの本です。

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