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自分の言葉で語ることの重要性

このコラムは、メルマガ『0.1%の成長』をnote用にアレンジしたものです。個人のビジネススキルを高める情報を日刊でお送りしています。今まで3,000本以上のコラムを書き、32冊の書籍を出版してきました。そのノウハウをまとめてお届けします。

皆さん、おはようございます。
アイ・コミュニケーションの平野友朗です。

自分の本を読んだ人がどう感じるのか?

それを知る機会は、あまり多くありません。

本をだしても、感想を送ってくれる人は
2,000人に一人くらいだと思っています。

本の感想を知る最も手軽な手段がAmazonの感想です。

ただ、マイナスの感想もあるので
積極的に見ているわけではありません。

反論もしたいけど、反論する相手が見えない……。
それに、説明しても自己満足になりそう。

書籍の感想を知る機会は他にもあります。

読書会で取りあげてもらったり
メルマガのネタで取りあげてもらったり。

そういうものはかなりの長文なので、
すっごく嬉しかったりします。

ちなみに、昨日のラジオ草創花伝(そうそうかでん)で
『仕事を高速化する「時間割」の作り方』を取りあげていただきました。

NLPを活用しながらの横山信弘さんの解説。

凄く面白いですね!!

「ここが響くのかぁ!」
「このフレーズ自分でも忘れいていたぞ」
「ここが7つの習慣がつながるのか!」

という感じで発見の連続でした。

自分で書いた文章ですが、そこまで細かく覚えていません。
一度しっかり読み直してみようと思いました。


それでは、メインコンテンツにいってみましょう!


■自分の言葉で語ることの重要性

自分の言葉で語るって本当に大事です。

私は、前職が営業マンでしたが
営業成績を上げるために暗記ばかりしていました。

トークスクリプト(台本)を覚えたり、
キラーフレーズみたいなものを勉強したり。

でも今思うとそれって役に立たなかったなぁと思います。

お客さまと話していて、まったく会話になっていないのです。
会話にならないから、話が進むはずがありません。

独立して、営業を受ける立場になりました。

そのときに、スクリプトを読んでいるだけというのは
1~2分話したら、すぐに見破れると実感。

ただ、台本を読んでいるような人と仕事をしたいと思えるでしょうか。
そこに、人は存在せず、ただ機械的に話しているだけ。

自分の言葉で、自分の商品の良さをすすめる。

相手にどうやって貢献できるのか
さらにその根拠がどこにあるのか、自分の言葉で語る。

自分の言葉で語るとそれが説得力につながります。
それが相手の信頼につながります。

以前、「名言はあまり使わない方が良い」と書きました。

もしかしたら、違和感を覚えた人がいるかもしれません。
誰もが納得する言葉なんだから、使ったらいいじゃないかと。


たとえば、1人でじっくり考えるというテーマで話すときに
こんな名言を加えたらどうでしょうか?

最高の思考は、一人の時に生まれ、
最低の思考というのは、混乱の中から生まれる。
(トーマス・エジソン)

ほら、エジソンさんも言っているでしょ。
だから、私の言葉は正しいんです。

こんな感じの論法になることが多いんです。

自分の紡ぎ出した言葉では説得力がないから
他人の言葉を借りて、理論を補強する。

それに慣れてしまうと、自分の言葉で書けなくなると思います。

名言は、やっぱり語り継がれているだけあって
本質的なものなのは間違いありません。

ただ、自分の思考を届けたいならそれを使うのは最終手段。

言語化する力って、とっても重要です。
やはり人が動くのは、その人の言葉だからです。

今、言葉狩りのようなものがあって
自分の言葉で語るのが怖いかもしれません。

意味が違っていて、突っ込まれたくない。
ものを知らないと馬鹿にされたくない。

それは私も同じです(笑)

だから、文章を書くときに、何度も辞書を引きます。
おそらく、子供の頃よりも、圧倒的に辞書を使っています。

紙だったら、ボロボロになるはず。
そのくらい、言葉の意味を考えて、適切なものを探します。


だからこそ、文章の暗記は成果が出にくい。
成果を出したいなら、自然に会話をすれば良い。

本当にそう思います。


私は、普段文字だけでコミュニケーションを取っています。
メールやチャットなどが大半。

つまり、自分の思考を言葉に置き換えています。

これが対面だったら、表情や声のトーンでごまかせます。
逆に、「文字だけ」になったときには、それがすべてです。

文字と文字……完全に裸の勝負。

これを20年くらいずっとやっています。
そのため、言葉をどう扱うのかが得意になったのかも知れません。

思考の言語化。
しかも厳密な言葉での言語化。

気付けば、毎日『0.1%の成長』をしていたんだなぁ~と思います。


【編集後記】iPhoneを裸で持つ

iPhoneは、ケースに入れず持ち歩いています。
さらに、フィルムも貼っていません。

そのため、私のiPhoneを見た人から
「割れたらどうするの?」と聞かれます。

今まで、何度も落としていますが
ヒビが入ったのはたったの1回。

しかも、それは、ケースに入れていたときです。

ケースに入れなくなってから、
注意力が上がったのか、落とすことも減りました。

もともと、iPhoneは素手で持つ用に最適化されているはず。
そのため、ケースに入れない方が使いやすいと考えています。

もともとケースに入れていたのですが
買い換え前の2週間で、裸で持ってみました。

すると、薄いし、持ちやすいし、
本当に快適でした。

でも……裸で持っている人に出会ったことがありません。
これってかなり少数派なのでしょうか。

電車の中で注意深く見ていてもゼロ。
こんなに快適なのに……と思ったりもしています。


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