好きなまま、変われる

甘いものには中毒性がある。
甘いものっていうか、砂糖だと思うけど。
5月6月くらいにちょっと食べる量を減らしていたら、以前に比べて格段に甘いものを欲さなくなった。
食べないわけじゃないし、そこそこ食べる日もあるけど、毎日絶対食べたい！みたいな欲はない。
まあ、暑いからアイスは食べるけどね。でもそれも箱買いの棒アイスだから、普通のを1個食べるのに比べれば少ない。（ラクトアイスばっかりだし）「そして普通サイズのアイスは多い」と思うようになった。

私はお米が大好きだった。
過去、薬の副作用でとっても太ったことがあって、「炭水化物を減らしなさい」と言われたとき、「そんなの無理！」と思った。
今も米は好きだけど、家では基本玄米で（玄米の味が好きプラス玄米の方が栄養価が高く、眠くなりにくいから）、そんなにたくさん食べることも無くなった。前はお腹いっぱいで動けない。ってなるまで食べちゃうことが多かったけど、そんなにいらないな。と思うようになった。
今日はおかずだけでいいや。と思う日もちょいちょいある。
米はもちろん好きだけど、米への執着がなくなったのかもしれない。

「自分はこうじゃないとダメなの！これが好きなの！」
結局そういう思いこみだったんだと思う。
若い時は、それが強かった。
でも好みも変わるし、変えられることがわかってきた。

例えばだけど、甘いものをやめようかな、と思ったら、代わりにおいしいご飯を食べる。とか、タンパク質を多めにしてバランスの良いメニューにする。とか、そういうことをしてみようとすると、甘いもの以外の楽しみができてくる。選択肢が増える。
それで遊んでみると、そっちの楽しさが増えてくる。
そういう感じ。

書いてみて、「そういうことをしてたんだな。」と実感した。
結構変えにくい（私には）食べ物でできたんだから、他のことにも応用できるに決まってる。
「できるわけない。」というのも、逆方向への思いこみで自分の望みで、ただそれを叶え続けているだけなんだ。