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内側で捏ねくりまわさない

ものすごくあたりまえのことだけど、人との関係性って鏡だ。
こちらが喋りかければ、たいていの人は応えてくれるし、笑顔で挨拶すれば、同じものが返ってくる。
ちょっとしたすれ違いや勘違い(もしくは深刻モードや暇からの考えすぎ)によって、「なんだかあの人に嫌われているようだ」とか思ったりすると、ぎくしゃくしてうまく接することができなくなって、なにもないのにおかしな空気になったりする。

周囲のひとと、長く、それなりによい関係を築くことができると、社会では生きやすいし、大人ならそれがあたりまえなんだろう。
わたしもそうだと思っていたから、そのあたりまえのことがなんだかうまくできない自分が嫌だった。
喋りたいことがあれば話しかけるんだけど、特にない時に和やかな話ができないんだよね。(頑張ればできるけど、そこまでしなくてもいいというか、それはそれで不自然ではある)
そして、基本的に同じ人と同じ場所で同じことをし続けることが好きではなく、つまらなくなってしまうのだ。

という自分の性質がよくわかったので、無理せず、でも快適に過ごす方法(ってほどでもないけどー)を試行錯誤した。
結果として、基本的に、自分が相手をどうこう思わなければいい。という結論が出た。
反応として、「何この人!」みたいに思うことはどうしてもある。特にわたしはよくある。これは自然と出てくるものなので、しかたない。そのままにする。特に否定もしない。ただ、その時その瞬間に、最大限で怒ったりむかついたりすれば(自分の中でね)、あんまり引き摺らない。どうしても思い出してしまう時は、あまり接触しない。そしてできるだけ相手に対してどうしてとかなんとか捏ねくり回して考えることはやめ、自分のコンディションが軽くて大丈夫な時に、こちらから挨拶をする。それを繰り返すと、なんとなく変な空気はなくなってくる。

結局、自分の意識が作り出した幻想を相手に見ている(というか
投げかけている)だけなので、それを相手がそのまま見せてくれているってことだ。
知識としては知っていたことが、体感としてわかってきたこと。

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あいざわともこ
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