学びの多い授業とは
初めの週にバーっと模擬授業。学生が一人ずつ決められた授業を行っていく。
その時には特にコメントは多くせず、とにかく好きなように思うままに授業を行っていく。
私はその時コメントしたりしないのかなぁと疑問だったが、その後の授業で理論を勉強し、その1つずつの授業の解説を先生がする。
その授業がやっと始まった!!いつかいつかと待っていたこの授業。
もうね、復習からトークが上手なのよ。この写真、車の絵なんだけど普通だったら赤と白どっちがいくつ多い?で終わるんだけど、
形で聞いてみたり、猫の絵だったら、色だけじゃなくて、笑ってる猫と笑ってない猫は?とか聞いて、思わず私も笑っちゃった🤣
そんなユーモアさが子どもの興味関心を引くんだよね!!
そして本題。
1-5の数を勉強する授業。普通にやったら正直つまらない単元。
そんな授業も楽しくしてしまう先生👩🏫
まずこの写真を出すのもパッと出すのではなく、効果音をつけながら、円を描くようにシューッと見せて、しまう。✖2
子どもに何が見えたー?って。子どもは喜んで答えるよね〜!!そして、ここはどこだろう?と。
そして動物園!と答えたら行ったことある〜?何したの〜?何みたの〜?とか子どもとの会話。
そして、猫見つけた?何匹だろ〜?
3匹〜!!
前の授業で学生が聞いたのは、
👨🏫猫と同じ3匹の動物は何?
と。先生はなるべく子どもに考えさせる質問。
👩🏫猫と同じ数のは他にどんな動物がいる?
その後に重ねて質問。
👩🏫その動物は何匹?
これでただ、3匹とわかっている動物を探すだけでなく、猫と同じ数の動物を探して、それも3だと理解する。
次の質問は2匹の動物を探すことだ。
学生は
👨🏫2匹の動物はなんだ?
と聞いていた。
先生は
👩🏫猫よりも1匹少ない動物はなんだ?
と聞き、そして、
👩🏫その数は何だ?!
👧 2匹
となるわけだ。3よりも1少ないことも理解できるし、何より子どもが常に考えながら授業に参加できる。
そんな要領で1を学び、次は4を学ぶ。
今度は、
👩🏫猫よりも1匹多い動物は何だ?
と。その要領で5まで学ぶ。
そして、一人ひとりにキャップを渡して
3をキャップで表してみたり、他の数を表してみたり。
そして、前に出てきてもらってやってもらう。
ただ、キャップを置くだけでなく、3より左に2を置く理由なども考えさせていた。
そして最後に、数字との結びつけ。
絵と、数字と、ラオス語の読み方が分かる教材。
絵を見せられても、数字をパッと見せられても答えられるように練習。
1つ1つが本当に学びが多くて、1-5まですでに知っている子どもでも楽しめる授業スタイルだ。
今日は私自身、何か説明するわけでもなく何もしていないが、この授業に参加した意味があった。
まず授業の引き込み方の勉強にもなり、教材の作り方の勉強にもなり、なにより、授業で使うラオス語の勉強にもなった。
今日、授業中は何もできなかった。
ではなく、今日は今後のための蓄えをしていたと考えると明るい気持ちになる。
この学んだことを私は小学校の先生に伝えたり、教材を紹介したりしようと思う。
大学で行われている素晴らしい授業を小学校の先生にもシェアしてより良くしていくことが私の使命かもしれない。なんて思ったり。
とにかく目に見える活動だけでなく、今後のための吸収も大切にしようと思う。
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