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「またね」のある場をつくる

毎朝近所をゆるーくランニングしてる。その途中に大体誰かしらがいる「ベンチ」がある。ちょっとこんもりとした気持ち良い木陰もセットのベンチが2つ並ぶ場所なのでみんなが目をつけてる。
同じ道を通り過ぎて、もう少し先で折り返すルートを毎日私は走るので、通り過ぎて10分後ぐらいにまたもう一度復路通過する場所。

とある朝はおいちゃんおばちゃんの井戸端会議、
とある朝はご家族のあさごはんピクニック、
とある朝はストレッチをする人たち、

多様な使われ方をしている。
毎朝のようにいるおいちゃんとおばちゃん、

ちょうど橋と道の交差点みたいな場所でもあって、
「またねー」って元気に挨拶して散り散りになっていく皆さんの様子をなんかほんわかした気持ちで見てしまう。

「またね」という挨拶の場所

小さいカフェバーを吉祥寺のはじっこで運営してます。「またね」というみんなの挨拶に出逢うと、ほんとありがたいな。と思います。
なんでもない日常の中のちょっとの時間を過ごす場所だけど、また来てもらえる場であって欲しいし、ふらっと寄ってもらったり、待ち合わせる場であって欲しい。

有名店でも名所でもなんでもないけど、
「ここに来ると出逢える」何かが、来てくれる人のおかげで醸造されてます。先日もちょっとした会があって「はじめまして」の人たちがものの数分で「昔からの連れ合い」とか「ずっと一緒に組んでたコンビ」みたいな様子を目の当たりにして、またみんなとうちのお店での時間が溶けてた。

7坪しかない小さな小さなお店に、新幹線に乗ってやってきてくれたり、ちょっとしたイベントにご家族みんなで来てくれたり、東京タワーやジブリ美術館みたいな誰もが知ってる場よりも「またね」がある日常の場を大事にしたい。いろんな人の「またね」に出逢うたび、「またね」という度にほっこりじんわりします。

あなたにとっての「またね」の場が今日も心地よくありますように。

お読みいただきどうもありがとうございました!またねー



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