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【いよいよ明日は卒業式】ちゃんと育ってくれるものだナ。

日々成長し
どんどん世界を広げて行く息子へ

母親として出来ることは
「行ってらっしゃい」と送り出し、

「おかえりなさい」と
受け止めることくらいなのだろう。

何があっても無くても
変わらずここにいるよ。
それだけ。

∞∞∞∞∞


明日は次男の中学卒業式。
3年間は本当にあっという間でした。

なんだか全く実感がわかないけれど
ここまで健やかに大きく育ってくれたことに
ただただ感謝の気持ちが湧いてきます。

こういう節目は、
ちょっとソワソワ
そしてしんみりしがちです。

振り返るといろんなことがあったんだもの。
息子も私も、よく頑張った!
明日はきっと泣けちゃうだろうな。

決して良い母ではなく、
逆に沢山迷惑かけてばっかりなのに
いつも許してくれて
好きでいてくれて本当にありがとう。

大きくなったのは本当に嬉しいけど
たまにちっちゃくなればいいのにな、と思う(笑)

ちょっと懐かしい文章が出てきたので
ここでシェア。
【いつかの喧嘩記念日】
3年前、息子小6かな。

↓↓↓

私が帰宅した時、
息子はお風呂に入っているようだった。

暫くして出てきた彼の顔を見ると、
目を真っ赤にして泣いていた。

「どうしたの?」

私の声を聞いて、更にしゃくり上げた。

『酷いこと言ってごめんなさい』
顔をぐちゃぐちゃにして彼はそう言った。

昨日、先に泣いたのは私だった。

些細な彼の一言に、
私の中の罪悪感が刺激された。

そこに悪意があった訳ではない。
わかってる。
わかってるけど、怒りと涙が込み上げた。

違うとわかっているのに、
その矛先を息子に向けた。
自分が被害者のフリをして。

そしてそのまま部屋に篭り、
朝も顔を合わせることなく仕事に出た。

帰ったら謝らなければ。
そう思っていた。
自分の中にあるやましさの種を、
気づいていながら見ないフリをしていたのは
私なのだから。

不意に目の前に現れた
涙で顔をぐちゃぐちゃにする彼をただ抱きしめた。

「あなたが悪い訳じゃないの」

母という存在の私が、
彼に与える影響は計り知れなく大きいものだ。

傷つける事も、
その力を奪うことも簡単に出来てしまうのだ。

だからこそ、
母というちっぽけな私の枠に、
その無限の可能性を
閉じ込めてしまわないように
いつも自分の中の当たり前を疑ってきた。

怒らないとか、
我慢するとか、
合わせる訳ではなく。

存在としては対等なのだから、
力で押さえつける事は絶対にしたくないのだ。

それでもすぐに間違える。
だから気づくたびに、やり直そう。
ちゃんと謝ろう。
ちゃんと伝えよう。

はじめての喧嘩記念日。

図工が大の苦手だった息子作

∞∞∞∞∞


息子も成長したけれど、
私の文章を書く力も成長してるだろうか。笑

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