忙しいときこそ目の前のことに丁寧に向き合う

こんにちは。鷹取智子です。

唐突ですが、あなたは仕事で忙しいとき
こんな風に思うことはありませんか？

「お客さまをお待たせしないように、急いで対応しなきゃ」
「お客さまや同僚とのコミュニケーションは、早口でやり取りしなきゃ」
「対応や業務は、手際よく素早く終わらせなきゃ」

私もそう信じ、実践していました。

でもね、そうするとこんなことが起きるんですよね。

1.急いで対応すると、「雑に扱われた」と感じさせてしまい
お客さまが不満そう・・・



2．早口で伝えると、相手にしっかり伝わらないし
なんだか自分自身も焦ってくる・・・



3．一つ一つの動作を急いで行うとミスしがち・・・

そう、焦って業務を進めてもいつも通りに実施しても、
かかる時間はたいして変わらない。
一方で、上記のようなデメリットがある・・・

CA時代、まだ新人で自分に余裕がない頃でした。
急いでいると手元が滑ってコーヒーをこぼしてしまったり、
ギャレイと言われる台所で、ワイングラスを落として割ってしまいこわ～い先輩に、

「ちょっと、仕事増やさないでくれる？」と怒られてしまった経験も・・・

そんな経験をしてからは、意識を変えるようにしました。

1.忙しくても、お客さまにゆっくり丁寧に対応することで
自分もお客さまも落ち着くし、お客さまに安心していただける



2．人は焦ると、どんどん早口になる。
「焦っているな」と感じたら、あえてゆっくり話すようにする。
そうすると心が落ち着いてきて、相手に自分の思いが伝わりやすくなる



3．焦っているときこそ、一つ一つの所作を丁寧にする。
丁寧にすることで、「今に集中」できる上に、
仕事を着実に積み上げることができる

結果、忙しくても以前に比べてパニックにならないようになりました。
落ち着いて業務を進めることができると、
集中力がつきますし、ミスなども起きにくくなります。
精神的にも安定しているので、自分や目の前の事に対して
客観的に判断ができるようになりました。

心を整えることが、良い仕事につながる。
だから忙しいときこそ、深呼吸をしたり
ゆっくり丁寧に対応することが大事だと思うのです。