見出し画像

運動習慣を身につけると自ずと自信がついていく

こんにちは。鷹取智子です。
研修講師として活動をしています。


noteでは、「心身ともに健康でいることの重要性」についてシェアしています。何かしらお役に立てたら嬉しいです。

前回の記事で脳内物質BDNFについて書きました。


この素晴らしいBDNFは、薬では増やせないのですが、運動で増やせることが明らかになっています。BDNFを増やせる活動は、有酸素運動です。筋トレでは全く効果が無い訳ではないようですが、有酸素運動と同じ効果が得られないといわれています。


5年前、ある経営者に「仕事やプライベートで成果を出したいなら、まず身体と心を整えるために運動しなさい」と教わり実践したのですが、その際もランニングを強く勧められました。走ることが大嫌いな私は「え~絶対無理」とその時は思ったのですが、なぜ走ることが良いのでしょうか。


動物実験では、マウスが運動すると脳にBDNFがつくられ、運動をやめても数時間はその状態が続くことがわかっているそうです。定期的に運動をすると、そのたびに生成され、生成量も増えていくそうですよ!すごいことですよね。


ここで大事なのは心拍数を増やすこと。運動のレベルは「軽く息が上がるくらい」から「へとへとになるくらいまで」行わないと意味がないそうです。1回の運動で20~30分身体を動かすとストレスが改善し、認知機能も向上しやすくなります。週2回でも4回でも効果は大きな差がないとの研究結果もありますので、週2回からスタートするのがよいのではないでしょうか。


キャンベラ大学が出したメタ分析によると、1回45分の少しきつい運動を週に2回ペースで行うと、脳機能のアップが見込めるとの結果が、カールスルーエ工科大学の実験によると1回30~60分のウォーキングを週2回だけでも、なにも運動しないグループよりストレスが減ったとの結果が出ています。

私の場合は、週2~3回のランニングを2年ほど続けました。その後は週2~3回ランニング・筋トレ・ピラティス・ゴルフのいずれかをするように。周りの人から「なぜ運動習慣が身についたの?」と聞かれるのですが、「気づいたら身についていた」のです。ポイントは、「楽しめる仕組みづくり」と「運動した自分を褒める仕組みづくり」です。


・手帳に運動した内容を書き留める
・徐々にランニングの距離や筋トレの負荷をあげていき、ゲーム攻略のように楽しむ
・SNSで報告する
・一緒に運動する仲間をつくり、お互い報告し合う仕組みをつくる
・テンションの上がるトレーニングウェア、シューズを購入する
・日記にできるようになったことを綴り、達成した自分を思いきり褒めてあげる

これらは一例ですが、自分で仕組みを考えること自体も楽しむと良いと思います。皆さんの楽しめる仕組みもぜひ教えてくださいね。


自分で決めたことを達成できるようになると、自信につながり、自然と自己肯定感がアップします。私も最初は300メートルしか走れなかったのが、1キロ、3キロ、5キロ、10キロ、20キロ・・・と徐々に走れるようになり、そんな自分を誇らしく思えるようになりました。


そしてその結果、自分の理想の体型が手に入り、体力はつき、心も強くなったんです。


最初は「走るなんて絶対無理!」と思っていたのに、自分の変化に自分が一番驚いています。「何歳になっても、少しずつ行動すればできるようになるんだ」と思えるようになりました。大人になっても、成長できるって嬉しいですよね。成長を楽しむ、それが継続するためのコツかもしれません。


よろしければサポートいただけたら嬉しいです。良い記事を書くための書籍代にさせていただきます♡